プロジェクトパック12 ,2日目ハギンズ
クリスマス前のお楽しみ、プロジェクトパック12 。
「準備編では、このプロジェクトパック全体について説明しています、まずそちらをご覧ください。その後はどんな順番で何日目からスタートしても構いません。」という説明が全部の回で頭に言われてるのですが、決まったことを喋っているので、割とさらっと早口で喋られていて。
多くの日本の方はこれを聞いて「全然わからんこと言うたはるわ!」ってなっちゃうのかもなあ、、、と思ってます。後の方、描き出してからは割とゆっくり(?)喋っておられる部分もあるので、冒頭の早口にめげずに、「聞いて」みてください。
二日目はマーサさんモリーさん姉妹で仲良く。マーサさんの名字でもあるハギンズで。これをレティキュラ(網目、繰り返して模様を描くベースになるスペース)として使う、と言う例です。
まず、マーサさんがリード。グニャグニャ線でボーダーを描きます。
ピグマ黒ペンに持ち替えて、四隅、ドットの上あたりに丸を描きます。4個バラバラの大きさで大丈夫。ここに今から横に5個、縦に4個並ぶ様に丸を描きます。
鉛筆の線をガイドにして、上の横線の真ん中あたりに一つ、両サイドの真ん中あたりに一つづつ、丸を描きます。(両端の丸を入れて5個になりますね)続いて下の線にも。
タイルを90度回して。鉛筆の線の上に大体等間隔になる感じに2個丸を描きます(両端のを入れて4個になりました)
この丸を基準にして、中にも丸を配します。大きさはバラバラに。
ペグボードができました。
次は丸と丸をcカーブで繋ぎます。take off and land テイクオフ&ランド、滑らかに離陸して着地する感じで。最初の2個をc(左側)で繋いだら、次のは右側で繋いで。動画を見る方が早いですね。これ、「間違えた!」てなることの多いタングルです。マーサさんもとても丁寧に、ゆっくりと描いて見せてくださってます。
中に入れる模様を色々に楽しめるタングルです。
モリーさんに交代。カーブの外側にオーラを描きました。全部の形に、同じことを。「昔の電話みたい。」とマーサさんが言うと、「私は知らない」とモリーさん。今の若い方はこんな形の受話器、知らないですよね。私が子供の頃は、こんな形でした。
weightingを足して。これが入るとかっこよくなります。
茶色のペンを取り出してムーカをたくさん描きます。織物の様に縦、横が組み合わさっているので、縦向きの中にムーカを。
伸びていって、その先の縦向きのハギンズの中にも入って、外にもはみ出して、どんどん生えていく感じです。ポークリーフや、バーディゴーなどの、「伸びていく」オーガニックなタングルなら同じ様に使えるでしょうと。
生えていく向き(上下)をひっくり返しながら続けます。「プロセスを信じて」心配しないで描きましょう。
ドラマを与えるためにラウンディングを足します。茶色でムーカの後ろを塗りつぶすのも一つの方法です。と。モリーさんは小さなラウンディングを全部のムーカに足されました。
マーサさんに替わって、カーブがいっぱいだから、、と、doodahドゥーダーを描かれました。ドゥーダーは単純な線の繰り返しですが、とても集中します。書き方は動画を見ていただく方がわかりやすいです。端まで行かないで途中で止める。互い違いに。
シェーディングには様々な方法がありますが、一例として、、と。ハギンズのカーブに鉛筆、エッジに沿ってブラウンチャコール、真ん中に白。
シェーディングには自信が大事。恐れないで足して大丈夫。と。足す分にはどんどん足していけます。タンタイルは表面が繊細なので、サッピツでゴシゴシ擦りすぎない様に、優しくぼかしてあげてください。白チャコールを使うときも先ではなくて側面を優しく使って。
私はドゥーダーと、ナイツブリッジ を組み合わせました。バーディゴーも描きたくなったので、周りに配しました。ハギンズの形そのものがなんとなく古風な雰囲気で、ルネサンスの雰囲気が出てるかな、と思います。
明日も楽しみですね!