ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

pp11 day4 ムーカとブロンクスチアー

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ゼンタングルプロジェクトパック11 、4日目マリアさんのうっとりする様なムーカ。古くて新しいムーカ、でしたね。

youtu.be

 

簡単なムーカの描き方、と言って フェスキューにオーラした様な描き方が紹介されました。

タングルのDNA、、似た部分があるタングルは色々ありますね。このフェスキューみたいなムーカも、どこかホリスみたいな感じもあって、、

以前に「簡単なムーカ」と言って紹介されたのは、デュードにオーラした様な形だった気がします。

マリアさんが描き始めると、本当に美しいバランスで線が絡み合っていきますね。

後ろに描いていく"draw behind" これを守って書き足すだけで、複雑な絵が生まれます。

 

ムーカは、アルフォンス ミュシャの描く女性の流れる様な髪の毛の表現からインスパイアされてできたタングルです。mucha を英語読みして、ムーカです。

優美な曲線でできていて、枝分かれさせて書き足してどんどん伸ばす事ができます。

描いてて気持ち良いタングルです。

 

線が出会う場所に、ラウンディングと言ってmインクがたまった様な効果を足します。

これをすると、イラストレーターが描いた様な、ステンドグラスの様な、効果が出ます。

 

ブロンクスチアーが描きたされました。そんなものが加わると思ってなかったので、動画を見ながら描いてた私はちょっと慌てました。「どこに入れようかな?」

そんなわけで、私のはあまり良い感じに入ってませんが、、

マリアさんのはうまい具合にムーカの茎?の向こう側に見えます。

ブロンクスチアーは ノーミステイクの話と一緒に語られる事が多いタングルです。というのは「描き間違えた!」と、思った時に、これを上に描けば「間違い」が見えなくなってしまう。「間違えても大丈夫!」と励ましてくれる(cheer してくれる)から、ブロンクスチアーなんだろうな、、、と思ってました。

というわけで、失敗の上に書き足される事が多いタングルですが、今日は珍しくちょっと大きめにタングルの下に描かれたので、リックさんもそのことを言っておられますね。

大きめに、ハイライトもわかりやすく描いて塗りつぶしされてます。

 

ここから、シェーディング、パステルチョークの色つけ、、なんですが、

 

私は今日2ヶ月ぶりに診察で「血液検査も異常なしで、このまま継続」と言われて気分良く、綺麗なムーカを見て「ちょっと贅沢な感じにしたいな〜」という気分がむくむくと。私のセットに入っていた3色が、青と赤とピンクで、ちょっと今日の気分と違う、、のもあって。

それで、ムーカの茎を金のジェリロールで塗って、ブローチみたいに中の空間は絵具で綺麗に塗りました。

そしたら動画の終わりの方で「エレガンス オブ リミッツ」の話が出て(制限がある事で、美しいものが生まれる というゼンタングルの考えです。)

今回3本のチャコールの色は、全員バラバラで、何が入ってるかわからないのですが。配られた材料、これがなければこんな事しようと思いつかなかった事が、これでできるかもしれない。そんなふうに制限がある事が新しい創造のきっかけになることもある。みたいなお話。

あちゃー!配られたものを全く無視して、もう描いちゃいました!

とにかく、楽しかったので私としては大満足です。

 

f:id:midorish:20200924190442p:image 追加。ゼンタングルモザイクアプリにアップしたら、モリーさんがコメント下さいました。「みんなが自分の描き方で描いてくれたら良いのよ。それがゴールです。ステキね!」