リハビリ科ワークショップ
私が通院する滋賀総合病院 そちらのリハビリ科で毎月一度、日曜日のヨカサロンでレクリエーションの一つとして、ゼンタングルを楽しんで頂いています。
患者さんは、介護士さん、看護師さんに声をかけられて、ゼンタングルがどんなものなのか?知らないで 集まって来られます。
ですから、最初は「何が始まるんだろう?」「難しそう」という不安な表情が見えます。「見るだけにします」とおっしゃる方もあります。
脳梗塞などの後遺症でのリハビリをされてる方にとっては、ペンで何かを描く という行為自体、努力の必要な難しい事かもしれません。
そんな皆さんが、描いていくに従って、だんだん意欲的になって描ききって下さるのが、本当に素晴らしいな、と思います。
お見舞いに来られたご家族も加わって、13人のご参加となりました。
ご家族の中には、最初ノートパソコンで何か作業されながらドット、ボーダー、ストリング、、と全く集中しているとは言えない「ながらゼンタングル」をされてる方もいらしたのですが、きっとお忙しい中お見舞いにみえたのだろうな、、と、注意もしないでいました。
その方が、タングルするにつれてパソコンを閉じて、夢中になってシェーディングもすごく一生懸命されて、、、「ゼンタングルってすごいなー」と、改めて感じました。
患者さんが描いておられる途中に、お見舞いに来られた家族の方が「下書きもなしにこんなのを描いてるんですか?!すごい!」と、患者さんの描かれたものに喜んで下さったり、
「こんなん わからんわ!」と、おっしゃってた患者さんが、少しのヒントで「こうか?」と、面白そうに取り組んでくださったり、
ほんの1時間のワークショップですが、本当に良い経験をさせて頂いて、私が嬉しいです。
今回も、野洲のカフェでのクラスの生徒さん、青木さんがお手伝いにいらしてくださって、
テーブルを配置したり、道具を配ったり、紙を押さえてあげたり、とてもよく働いて下さいました。ありがとうございました😊
ゼンタングルで広がる輪が、次々と美しい絆を運んでくれます。素晴らしいなあ、と思います。