プロジェクトパック06、3日目
昨日はリックさんの素晴らしいアルカスが配信されました。
私は第1日目のムーカをページの真ん中、綴じのところに描いて、右側を次の日に、と開けてました。ここにアルカスを描いても良かったのですが、実家に帰省していて、描けないうちに第3日目のフラックスが配信されました。
ムーカの曲線にはこちらの方が合うかな、と思って、右のページを3日目の動画を参考に埋めました。
マーサさんが、丸をつないでストリングを作るアイデアを見せてくれてます。女性らしい優美なアイデア。
丸は、キチンと丸くなくて良いし、同じ大きさでなくて良いのよ。と、その方が味わい深いですね。淡水真珠みたい。
マーサさんはいきなり丸を描いてつないで、優美にしなるストリングを描いておられます。
初心者の方は、鉛筆でうすーく線を引いて、その上に丸を並べても良いかも。
次にマーサさんは、渦巻きのストリングを鉛筆で描いて、中にフラックスを描かれました。リックバージョンです。
マーサさんの描き方、涙型を下から描き始めて、トップは渦巻きの線に当たるように、と描き進めると、キレイにお花が開いたような形にフラックスが並びます。
私のは、内向きに並んでます。
途中で気がついたけど、まぁいいや、と進めました。
マーサさんのエピソード、自分ではあまり良くないと思って、置いておいたタイルを、息子さんが見つけて「ママすごい!これ描いたの?こんなの見たことないよ!」と。
それで、自分が予想してた角度からではなくて、息子さんの視点でそのタイルを見直した。そしたら「こうなるはずじゃなかった。失敗だ」と思ってたタイルが、全く違って見えた、という話が語られます。
ゼンタングルの素晴らしいところは、出来上がりを予想しないところ。
「だいたいこうしようかな」くらいのプランで描き始めて、途中で変化して構わないのです。
「失敗をごまかす」なんて言い方を時々人はしますが、もともと「この完成にならないといけない」という予想された完成図がないのですから「変化させた」「オリジナリティを発揮した」「新しい地平を開いた!」で、良いのです。
マーサさんは、馴染みのポークルートを足して、フラックスの花びらの隙間に盛り上げて描いた黒いポイントをクレセントムーンに変化させて、仕上げられました。見事です!
シェーディングにもちょっと面白みがあります。鉛筆のシェードと、白のチャコのシェードに、わざと同じさっぴつを使って、なんとも言えないグレーの階調を楽しんでおられます。
更に白チャコを乗せて、見事な膨らみのある美しい花の様なフラックスができました!
うっとりしますね!
さて、私のは、1日目に描いた部分と、今日の部分、他の余白にも書き足して、動きのある横長の絵ができました。
楽しかった!満足です。