project pack 08 Day5
パックにはあらかじめストリングが印刷された黒のゼンダラタイルが2枚づつ入っています。このストリングは9種類あって、みんな違うタイルの組み合わせです。
私のは↓
動画の最初の部分で、このタイルの外側のセクションにウエルを描いてらっしゃいます。私はウエルを鉛筆で描いて、セクションを増やしました。
今回の提案は、↑のタングルを使って、自由に描きましょう、というものです。
自由!と言われるとワクワクするタイプの人と、不安になるタイプの人とあるかもしれませんね。どう書いたら良いかわからない、、、と、不安になる方はマリアさんの作例をそのまま真似ても大丈夫です。
ストリングが印刷してありますが、この通りにきっちり埋めなくても、はみ出しても良いし、2~3か所をくっつけて一つのセクションとして使っても良いし、使わなかった線がもし気になったら、2つ目の動画でマリアさんもしてらっしゃるように、黒ペンで消しても良いのです。
タングルする時、いつもは線で描く事が多いのですが、今回は色ペンを使うということで、塗りつぶしをしておられます。タングルの中を塗って、外を別の色で塗りますが、この時塗らない部分をオーラ状に残します。黒の紙の地がのぞいて、木版画のような面白い画面になります。
ムーカ・フェスキューが太った感じの形に描いておられます。
カイト・凧みたいな、葉っぱみたいな形、と言って途中でクリーフ!とも呼んでましたね。かわいい銀杏の葉っぱみたいです。
トリポリ・三角を描いて、1辺にオーラして新たな三角を描きます。中にクレセントムーンの描き始めのような半円を描くという提案です。
ゴージャス・かぼちゃの様に描かれることが多いタングルですが、今回は真ん中に種のような小さな丸を詰め込んだスペースを作って、周りにオーラを足しておられます。
プランタン・グルグル渦巻。どんな場所にも使いやすくて、描くとき集中できる重宝なタングル。
ファイフ・お米粒をグリッド状に並べる模様。斜めに入るお米粒は別の色で。小さく描くと後で斜めを描く時大変なので、大きめにグリッドを配して。
ドゥーダー・細い部分に描きやすいタングル。
他にも、様々なタングルをためしに描かれたのが、2番目の動画の終わりの方で紹介されます。
この2つ目の動画が素晴らしい!
影とハイライトを加えて、生き生きとさせましょう。ということで、鉛筆と白チャコールで立体感がプラスされます。マンガみたいに平面的なのが、絵画的に雰囲気のある表現に変わります。これ、描かないで見てるだけでもすごく楽しいです!
リックさんが、何度も行き来してシェードを入れる前と後を見比べてね。と言っておられます。何度見ても面白いです。
何だろう?色で塗りつぶしてあるから、いつものタイルより絵画感が増してるのかな?
この完成形を出されたら、自分にも描けるとは絶対思わないですよね?
でも、ゼンタングルしたことのある人ならわかりますが、これ、手順通りに進めたら描けます。ほんとに不思議。
そして、マリアさんは次々と違うストリングで描かれたタイルにシェーデイングをしていかれます。すごい!9種類の紙全部に描いておられる?!
シェードを入れたらまた黒ペンで黒の部分を描き起こしてくっきりさせます。
「ステンドグラスみたい。きれいね。」と二人でおっしゃってます。光が差し込む場所に白チャコールを。
「シェーデイングは、自分のタイルのどこを強調したいか、どこを上にしたいか、下にしたいか、で入れて。」とリックさん。
ゼンタングルの面白いところだと私は感じているのですが、「ここに影を入れたい」とか「ここは光ってて、、」とか、思い付きでやっていると、空間的に説明のつかない画面ができてしまうことが時々あります。
それがすごく面白い。頭で空間の成り立ちを考えて作っているだけでは到達できない、説明のつかない摩訶不思議な画面ができます。抽象的な絵画ならでは、の表現です。ゼンタングルには上下左右がありません。光源も設定しません。そこが魔法の種です。
黒の紙の地に、白チャコールをぼかした表現も紹介されます。色のない部分もカッコいいです。私はファイフを描いた外側半分を、白チャコールでぼかしを入れて、黒ペンで描きました。
すっごくワクワク動画を見たのに、自分のタイルはなんだかお行儀よくまとまってしまいました。珍しく交互に規則正しくタングルを配置したせい、、かな。
もう1枚違う感じで描きたいです。
もう1枚描きました。楽しいです。明日も楽しみです。