pp11 day2 素敵なゴージャス
ゼンタングルプロジェクトパック11 2日目、素敵なゴージャスです。
マーカスオペランダスを使って鉛筆でつけた印を元に、線をひきます。
正確に正確にと固くならなくても大丈夫、物差しを使って真っ直ぐに引こうとしなくて大丈夫、とリックさんもマリアさんもいつも励ましてくれます。
ゴージャスというタングルのモノタングルをします。gourd(ヘチマ)日本で飾りかぼちゃと読んでるシマシマの模様の入った瓜科の植物だと思いますが、それからインスピレーションを受けてできたタングルです。
上下のくっついたオーラを、細く、細く、太く、とリズミカルに描きたしていきます。
同じ形の繰り返しではなく、段々変化させて、最後には立体的な何かになるのを念頭に描いていくとまとまりが良いかと思います。
マリアさんの曲線は自在で、魔法の様です。官能的なカーブ!とマリアさん自身が行っておられますが、有機的な曲線でできたタングルはマリアさんの真骨頂ですね。
シェーディング、パステルチョークの彩色も、非常に感覚的に楽しく自在にされていて、この動画は見ていてとても面白いです。
シェーディングで「曲線が丸みに変わる」とリックさんがおっしゃる通り、
右側を暗く、なんとなく光源を意識して濃く、薄く影をつけ、色もあちこち、濃く、薄く、あるいはつけない場所、と、変化をつける事で、実在しない植物?か何かが生まれました。
これまで世の中にないものをゼンタングルで作る、創造する楽しさ、を味わう事ができますね。ねじれた形や、それが繋がって、色も本当には無いような色味で。
バックの青のチャコールを塗る際に、オーラで隙間を作る、というテクニックが紹介されました。隙間がある事でコントラストが生まれます。
軽くチャコールを使ってオーラを描き、次に濃く、ラウンディングしながら色を足します。
サッピツで伸ばす際、ゴージャスの中に使った赤をこすって、汚れたサッピツを使う事で、微妙な色味が生まれました。
私は水彩絵の具をパレットで使う時、絵皿で使う時、いつも混色した後を洗いません。次に絵具を使う時、これを混ぜて使います。生っぽくない微妙な深みが出ます。
これと同じ事だな、と、感心しました。チャコールを重ねて使う方法もありますが、このバックの青は、さっとぼかすだけで透明感を残したまま使いたいと思われたんだと感じます。
最後に、チョップを描いて出来上がり、チョップについてのリックさんのブログがありますので、また見てみてくださいね。
昨日の作品と今日の作品、今までのタイルの作品より、「シュッっとしてる」と思います。やはり、ファイタイルも黄金比、中のタングルも黄金比で出来てるからでしょう。