ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

プロジェクトパック11 イントロとデイ1

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pp11

プロジェクトパック11がスタートしました!

シルバーウィーク、孫と遊びまわってヘトヘトになっててすっかりppの事を忘れてました。

今日も丸1日はるちゃんと二人で過ごしていたので、とても落ち着いて動画を見ること叶わず、さっき見始めたら不覚にも寝落ちしてしまった、、、

というわけで、遅くなりました。

 

今日配信されたのはイントロダクション、導入編と、1日目です。

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導入はリックさんとマリアさん。満を持してのphiタイル(ファイタイル)の発表で、二人ともいつも以上にワクワクした話ぶりですね。

幾何学的な話、プロポーションのこと、幅と長さのバランスの話、です。けど、怖くないわよ、と言われても身構えてしまいます、、、

取り出されたのはまつぼっくりです。松ぼっくりの種の数を数えると1回転の間に、8列、別方向には5列並んでました。

ここから数学の話、フィボナッチさんの考えた数列の話です。

すごく面白い!1+1=2,この式の終わりの2つの数字 1と2を足すと1+2=3, 次は2+3=5, 3+5=8, 5+8=13, 8+13=21, 13+21=34, 21+34=55,,,と、ずっと続く数字

1,2,3,5,8,13,21,34,55,,,

これが、自然界の美しさと深い関係があります。

ひまわりは、限られた面積の中にできるだけたくさんの種を持とうとする時、賢い事にこの数学を採用します。それが、美しさに結びつきます。

というわけで、このひまわりの種の並びをリックさんが数えてみました。

21,34,55 いろんな方向で列を数えるとフィボナッチの数列に沿っていた、

自然が、私たちに美しさの仕組みを教えてくれてますね。

そして、面白い事にいつも物事には例外があって、花弁を数えてみると、、22枚だった、21枚じゃなくて。

マリアさんの美しいカリグラフィーの作品の写真、これをリックさんが計測すると、、と取り出された道具!こんな便利なものがあるんですね!フィボナッチものさし。

構図のポイントになる場所、そのバランスはぴったりフィボナッチに沿ってます。

美しさには形だけでなく、この長さのバランスが大きく関与している、という事がわかりますね。

マリアさんデザインの優美なスカーフ、これは特にフィボナッチ渦巻を多用してます。

 

ということで、新しいMARKUS OPERANDUS 2 の使い方が紹介されます。見ての通り、タイルを合わせて印をつけると、自然にフィボナッチに沿ったバランス、プロポーションが取れるという魔法のシートです! すごい!

pp11を買ってない方もZentangleのサイトからダウンロードできます。

 

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1日目、マーサさんとモリーさんの姉妹のリードです。

このセットには、新しいタイル、ファイタイル、マーカスの他に、パステルチョークペンシルが3本(パックによって違う組み合わせ)が入ってます。1日目はこのパステルチョークペンシルをたくさん使います!

では、リードに従ってnotch印をつけて、ポークルートを描きます。いつもとちょっと違う書き方で。バーディゴーverdigoghの描き方と似てます。

描き始めの並んだポークルート、鉛筆の線をペンで書き起こし、これが中心になります。

ここから、バーディゴーみたいに後ろに、違う方向に、次々書き足していきます。

後ろに書き足していくと枝がどんどん重なって見えます。繰り返すだけで勝手に複雑な絵が描けてしまいます。

小さな隙間にラウンディングすると、実が浮かび上がって見えます。

ここから、楽しい色を使う時間です、、、が、

 

ばあちゃんはもう眠すぎてダメです!というわけで、

ここまで書いて、今日は寝ます。おやすみなさい。