ゼンタングルプロジェクトパック07 12日目最終回
ついに最終回。マリアさんの動画です。
グレーのゼンダラを使います。ペンは青のピグマ01です。
①長いカーブのホリバーを。端っこ少し重ねて種のような形を。角度を変えてクロスするように。ホリバー4本ですね。
大体同じに見える様に描きます。厳密に同じでなくて大丈夫です。
紙を回して、いつも同じ腕の動きになるように描くと、同じカーブを描く事ができます。
ゼンアゲインで「どうしたらマリアさんの様に美しい線をひく事ができますか?」という質問に対して「自分の得意な線の方向 右にカーブ、とか逆とか、上から下にカーブとか、描きやすい方向 を見つけて、その描き方をペーパーナプキンでも良いから何度も練習して、タイルに線を描く時はその得意な方向で描けるように紙を回すと良い」と答えておられました。
②ホリバーのバンドをオーラします。他のバンドにぶつかったら、後ろを通る。ホリバースタイルですね。オーラの繰り返しです。ゆっくり楽しんでね。とマリアさん。
ホリバーと、オーラ、最初のレッスンで必ず習うゼンタングルの基本テクニックです。
「15年同じことをやってきて、今でも毎回とても新しく、素晴らしく感じる。そして毎回少し違っていて、エキサイティング。」とマリアさん。
「7つの音、音階でどれだけの曲を作ることができるか、と同じ。」と。
同じこと、と言いながら、同じタイルは2度とありませんものね。同じタングルで描いても、描く時が違えば全然違う仕上がりになります。ゼンタングルは描くたびに新しくて、だからワクワクします。
③またオーラ。ここでマリアさんは「強く描くとインクの色が濃くなるわよ」と、圧をかけて太い線をひいておられます。ペン先がつぶれないかと心配であそこまで太くは描けないです、、、私は2度書きして濃くしました。
④今度は少し広くオーラします。オーラの角を線でつなぎます。コファードといって、建造物などの装飾に使われる技法を模した描き方です。日本だと格天井に見られるような。
これを描いておられるとき、綺麗でしょう!と、マリアさんが本当に嬉しそうで、こんな風に無邪気に自分の描いているものを褒められるのは良いなあ!と思います。
⑤コファードされた内側に、エンベディッドレターズの技法でフェスキューを描きます。「すごく面白いから、ゆっくり描いてね。」とマリアさんがおっしゃってます。ステンドグラスみたいね。とお二人。フェスキューのすきまには丸を描いて。
⑥シェーディング、最初のバンドの両脇のオーラの部分に鉛筆で影を入れます。ブルー、白のチャコールを入れて。
⑦ファインのペンで最初のホリバーのバンドを描き起こしされました。
私の作品では、ステンドグラス、という言葉を聞いて、青チャコールの代わりに少し他の色も入れてみました。
12日間のお祭りが終わりました。
今回のプロジェクトパックでは、ゼンタングルの素直な楽しみを、基本的なタングルで、シンプルな使い方で紹介して下さいました。モノタングルの提案も多かったです。古い曲も新しい曲も、7つの音階でできてる、という今日のお話も良かったですね。
私はあと2枚描いてないのが残ってます。もうしばらく楽しむことにします。