まだ終わらないゼンアゲイン
ゼンアゲインで出された課題、オーパスタイルという大きなタイル。描き足しました。
よくご覧頂くとお分かり頂けますが、これ、裏を使うアイデアです。それというのも、オーパスタイルの裏面にはグルリと周囲に美しいカリグラフィーでたくさんの言葉が書いてあるんです。
Relaxing Mindfulness Intriguing
Perspective Misterious などなど。ゼンタングルに関する特徴的な言葉。
Simple シンプルがあるかと思えば complicated 複雑 もあります。
単語をどう読み解くか、はそれぞれの人に任されている、と思います。
この言葉の意味を、ゼンアゲインの思い出と共に反芻して考えて過ごして欲しい、という主催者の気持ちを感じます。
ゼンタングルのロゴの四角。この四角の意味についても、リックさんからお話がありました。
これ、口の字。入り口出口の口、なんだそうです。それは、門、ゲートを意味しています。
心のドア、ゲート。
アートは創造性が心のドア、ゲートを通って出てきた結果。
今回リックさんとお話して、私が印象的だったのは何度もTrustという単語が出てきた事です。
それぞれの人の中にあるものが、値打ちあるものだと信じる。
それが心からゲートを通って出てくる時、何かが起きる。その事を信じる。
大きな松の大木が、小さな種からスタートする様に。
大きな大きなインダス川が、一またぎの源流からスタートする様に。
大きなダムの決壊が、小さな小さなひび割れからスタートする様に。
一枚のタイルを生徒さんに描いてもらう。それの積み重ねがきっと何かをつくる。
リックさんを見かけて、廊下でお話したにもかかわらず、あれこれと例を挙げてわかりやすい様にお話してくださいました。ありがたかったです。
とても、力づけられました。
ゼンアゲイン全体を通して、リックさんとマリアさんから、直に心のこもった言葉を彼らの声で聞くことができました。
プロビデンスでのセミナーの時は、まだぼんやりとしていた私のゼンタングル観を、お二人の言葉を聞く事、アジアのCZTと話す事で確かにする事ができたと思います。
今回の体験は大変貴重でした。忘れないように、描いたタイルと、メモをジャーナルにまとめています。
書きたいことがいっぱいで、描きたい事もいっぱいで。
香港からの参加、レインさんとリンさん、史絵さんと4人でトラベリングしたタイルを貼って、周りにもタングルしました。
帰ってからも、呆れるくらい毎日毎日ゼンタングルで埋まってます。描いてればごきげん。
それくらい、今回の旅は私にとって大きな意味がありました。
これからも、ポロポロ ゼンアゲインの話を書くと思います。
飽きずに、読んでね。
長い文なのにお付き合いくださって、ありがとうございました。(^^)