プロジェクトパック06:8日目
いよいよ最終日となりました。
美鳥、の漢字を書いてみました。なんだか、ヘビーなイメージが、、?
これってどうなんだろう?、、失敗ではないかもしれないけど、、。
黒、黒に白チャコのところ、鉛筆のシェーディング、白、それぞれの色の幅があって、そこは綺麗かな。
08のペンでLoveの文字を普通に書いて、それを部分的に太らせる、インクで描き足すことで、だれでもカリグラファーみたいにカッコいいレタリングができるんですね。
書くのは名前でも、言葉でも良いし、英語でない文字でも良いのよ。と。ひらがなやカタカナも良いですね。
最初に書いた文字が多少気に入らなくても、後でこの描き足しのときに修正できるからね、とリックさんが励ましてくれます。
白の紙の上は黒の08で。黒の紙の上は白のジェリーロールで。
マリアさんがしょっちゅうペン先をきれいにしてからかいておられます。
あと、インクが乾いてから次のことをしてね、というのもあちこちで言ってらっしゃいます。
次に、01のペンで、文字全部をオーラします。均等の幅になるように気をつけて、集中して。自分が書く形については、頭を使う必要がありません。すでに書いてある形、この場合は文字に沿って、オーラするだけなので、とても集中できます。
オーラできたら、フェスキューというタングルに似た形、植物の芽みたいなのをオーラのあちこちに描き足します。
そして、フェスキューと、文字をオーラ。
それから、角度が細いところ、、、Vの形の隙間に、インクが溜まった様に描き足しをします。ラウンディングと言います。
これをすると、ちょっとしたことなのにグッとかっこよくなります。インクのかたまった場所ができることで、オーラの線ばかりだった画面に変化が出ますし、ステンドグラスの枠のような重厚な感じも出ます。
また、オーラ、ラウンディング、オーラ。の繰り返しです。
こんな単純な手順なのに、見て下さい、マリアさんの美しい作品がどんどん出来上がっていきます!素晴らしい。できあがりはとても複雑なのに、手順はとても単純 ゼンタングルの特徴ですね。
文字が、模様の一部のようになってきます。
マリアさんは、最後に白のチャコールペンシルで、文字以外の箇所をすべて覆うように塗って、こすって、なじませました。
黒白のコントラストを小さくする効果があります。はっきりと目立たせたいところは、コントラストを強く維持して、後退させたいところは、ぼんやり見える様にコントラストをぼやかす。これは、絵を描いてるとよくやる技法です。より絵画的な表現になります。
白チャコールペンシルを、どれくらいの強さでのせると良いか、は、シェーデイングと同じで、それぞれの人によって違います。自分の具合よい強さを、色々試してみてください。つきすぎた!と思ったら、手でさーっとこすってあげると結構落ちます。大丈夫。
最後に、アクセントのビジュー(カタツムリの名前です。フランスからトランクにくっついてやってきた、という設定)が可愛いですね!
今日はもう1本、クロージングの動画があって、ゼンタングルファミリーの素晴らしいジャーナルが次々紹介されます。こちらも必見。
そして、ジャーナルじゃなくて、いつものタイルでの失敗!への応用も「こんな風にできるのよ」と提案されてます。マリアさんのタイル、すっごくステキ!!!!です。
とても楽しい贅沢な8日間でした!失敗、思いがけない出来事を、新しいトライのきっかけ、チャンスと捉える。なんでも一筆一筆で、想像したことなかったくらい素晴らしいものに作り変えることができる。メソッドの魅力ですね。