ゼンタングルプロジェクトパック04 4日目
4日目。マリアさんが描いて、リックさんと解説です。
今日のタングルは スピナー内側から スタティック、モリゴン、ヌーム、アンブル、ムーカの5つです。
スタティック。セクションの一番広い所を選んで、ジグザグの線を描きます。それに、オーラを描いていきます。オーラで上半分が埋まったら、紙を回して下半分(回したので、描くときには上半分、になってますが)をオーラで埋めます。
モリゴンはセロリの切り口みたいな?餃子みたいな?形を描いて、オーラして描き足していく。トリポリみたいな描き方です。オーラを描く位置をずらしていくと、動きが出ます。大きさ、向きを変えて描くと面白いタングルです。
トリポリと同じく、中に模様を描き足すと良いです。
ヌーム、正しくはヌームリーパスという名前だそうです。2016年のCZT(ゼンタングル公式認定講師)が参加するゼンアゲインという催しで紹介されたタングルで、その時がスーパームーンだったので、supermoonをひっくり返してnoomrepusという名前がついたそうです。
タングルの名前は、具象をイメージさせないつけ方になっています。ゼンタングルは抽象画なので、それぞれのタングルも色々なイメージでとらえられるように、という配慮です。ヌームも鎖みたいな形状ですが、何とかチェーン みたいな名前じゃないんですね。
ちょっと複雑な描き順ですが、一つ一つのストロークはとても単純です。Sカーブを隙間を作って縦に並べて、次にCカーブをSの山から描いて繋ぎます。動画を見てもらう方がわかりやすいですね。Cカーブの終わりを、Sカーブのお終いの端っこにつながっていくイメージで描くとよい、と言ってられます。Sの端っこに小さな逆Sを描きます。これが最初私には難しかったです。慣れるとどうということないですが、ちょっと練習した方が描きやすいかもしれません。
コントラストを作る為、背景を黒く塗っておられます。
アンブルは、ファッション誌を見て思いついたタングル、だそうです。
オーラとホリバーファッション・後ろに後ろに描き重ねるの両方が入ったタングルです。
単純だけど、かっこいいタングルです。奥に奥に入っていくように見えますね。
ムーカ、これはマリアさんのお得意のタングルです。彼女のムーカは本当に優美ですね。キスしてるように、軽く接するようにムーカを描いておられます。
リックさんが、ここでも 「マリアのムーカを参考にして、自分のムーカを創ってくださいね。」とおっしゃってます。ムーカも、頭がクルンと丸くなってるのや、ムーミンに出てくるニョロニョロみたいなのや、描く人によって色んなムーカがあります。楽しいです。
シェーデイング、特にスタティックは、シェーディングでカッコよさが増しますね。
「谷に陽が沈んで片側だけが照らされているみたいに」鉛筆で影を入れる、と言ってますね。なるほど。
モリゴンは餃子型と餃子型の隙間に入れるシェーディングで 塊としての立体感が出せます。文字で説明しにくいですね、、、ワークショップでやりましょう。
アンブルは、奥に奥に、がシェーディングで強調されます。最初に描いた曲線が上に、手前に来るように意識して影を入れます。
ムーカ。濃くなりすぎないように注意してムーカの頭のクルンに影を入れてあげるとチャーミングです。
やっと追いついたかな?明日は5日目です。