シーナ
シーナ、というタングルがあります。
流行ってる?のか、この頃よく見かけるので、私も描いてみました。
シーナは、オーラを繰り返して描きます。
こちらの動画では、マリアさんが鉛筆で書いたスマイルみたいなカーブでスタートして描いておられます。
こちらの動画では、ペンで描いたsカーブでスタートしてます。
どちらでも構わない、のでしょうね。
タングルが紹介されて、その解釈は描く人に委ねられています。良い例がフラックスで、マリアさんが描かれたフラックスと、リックさんのバージョンとあって、どちらもフラックスです。
タングルは、描き始めのキッカケ。シーナは特にメディテーション効果の高いタングルだと思います。
動画の中でリックさんもおっしゃっていますが「出来上がりがどうなるかを気にしないで、オーラを繰り返す」と、不思議な事に波の様な、髪の毛の様な、不思議な絵が出現します。
最初は、ペンの行き先をどこへ持っていくか?頭で考えてしまいますが、繰り返す間に、ペンの進む方へ、オーラ、オーラ、隙間ができても、後でオーラで埋めたらいいや!と、思ってひたすら描く、、と、没頭します。
多分、配分を綺麗にしたら、こんなにうねりまくったシーナじゃなくて、整った綺麗なシーナになるんだろうな、、、と、頭で考えつつ、
これが、私の今日のシーナ です。
中ほどから描き始めて、四角で囲って、シェーディングして、
終わりにできなくてどんどん書き足して、結局タイル全部をシーナで埋めて、満足しました。
あー、面白かった!って、なりますから、やってみてください(^^)
淡海かいつぶりセンター ゼンタングルワークショップ
毎月恒例の淡海かいつぶりセンターさんでのゼンタングルワークショップ。回を重ねて8回目!
「シェーディングが難しいです、、」とのお声を受けて、今回はシェーディングを詳しく解説しつつ、進めて頂きました。
シェーディングは、レイヤーの上下の関係や、立体感を演出できます。
タイルの裏で、ちょっと練習。
2ミリくらいの太さに鉛筆で描いた線を、さっぴつで伸ばして感触を見て頂きました。
すると、さっぴつの使い方や、鉛筆での描き方、力加減のクセに気がつきます。
いつも、濃くなってるのが気になる方は、力加減を弱くして。逆に薄くて「濃くシェーディングしたい」と思ってる人は力を入れて。
さっぴつを立てて紙を力強く擦る方が時々あるんですが、実はこれでは鉛筆の粉は伸びにくいです。斜めにして、粉を伸ばすかんじ。優しく伸ばさないと紙がももけてきます。
さっぴつで擦ると、ふんわりグレーになってとても綺麗ですが、均一に粉が伸びるので、キリッとシェーディング入れたい箇所は改めて鉛筆でキワに濃い色を入れます、、
とか、、色々詳しく解説してたら、今日は時間オーバーしてしまいました。
でも、結果的に皆さんの今日のタイルは、立体感がとても出て、重さも出て、素晴らしいです。
心地よい集中の時間が。
喜んで頂けて、本当に私が嬉しい😃
今日もありがとうございました!
ヘムスロイドの杜まつり 参加します
なんと!まだまだ先、、と思ってたのに。
ヘムスロイドの杜まつり に参加します。猫イラスト展示販売と、ゼンタングルの体験会をします。
ことうヘムスロイド村 で開催です。
楽しい体験会になる様に準備中です。
お天気が良くなると良いな。
個人レッスン!
昨日のBake & Beans Cafe さんでのワークショップ、ご参加がお一人でしたので、個人レッスンという贅沢な時間になりました!
「ちょっと緊張するー!」とおっしゃってましたが、ステキなペーパーウェイトができました。
フラグメンツノット、というこのアイデアは、ゼンタングルのレディキュラ&フラグメンツの発展形です。
水彩紙をテープ状にカットして、染めた物と、石にきれいな糸を巻きつけた物 を私がご用意して、テープにフラグメンツを描いて頂きます。
側から見てると地味な作業ですが「これ、すごく楽しいです!」と嬉しいお言葉が。
(セクションにどんな風にタングルを配置しよう)とか(それぞれの大きさ)とかに気を紛らわせる事なく 同じ大きさのレディキュラに模様を書き込むので、より無心になるようです。
お一人のレッスンだったので、私が欲張って水彩色鉛筆でのシェーディングと白ペンでのハイライト入れもしていただきました。一つ一つのオーブにも鉛筆でシェーディングすると、パールの様に輝いてとても綺麗!
緑系の色糸が巻いてある上に、テープを巻いて、出来上がりです。
ステキ!じっくりやって頂いて、ちょっと時間オーバーでしたが、とても満足して頂けて、私も嬉しかったです。
季節のドリンク は、新鮮な小松菜を使ったグリーンスムージー、写真を撮り忘れて飲んでしまいました。とても美味しくて、身体の中も綺麗になった気分です。
楽しい時間でした。感謝です(^^)
京都出張ワークショップ
京都のアパートの一室で、出張ワークショップしてきました。すごい歴史を感じるアパートです。
今回呼んでくださったグループは、以前奈良のギャラリーでのワークショップに参加してくださって以降、熱心に描いておられて、自分達でお扇子の用紙に描いて仕立てられました。素晴らしいでしょう⁈
今日はゼンダラタイルに、フェングルを中心に基本的なタングルを配して。華やかな仕上がりになりました。
描いておられる最中は集中してシーンとなる場面も多く、リードしてる側は 満足して頂いてるのか?不安になる事も多いです。描いている人たちの頭の中では集中とリラックスが同時に起きているので、時間の感覚がなく夢中になっておられる様です。
今日お聞きした興味深いお話。
このグループに、養護学校で高等部の生徒さんを指導されてる方があり、ある生徒さんに卒業の1カ月前にゼンタングルを紹介してあげると、とてもハマってたくさん描いて卒業された。その間性格が変わって積極的になり、明るくなられたそうです。
卒業後に作業所に通ってらして、時々学校に用事で立ち寄られるのですが、他の先生方がその生徒さんの変わりように驚かれるほどだそうです。
ゼンタングルは簡単なストロークを重ねて美しい作品を作る事ができます。きっと一枚一枚書くごとに自信とか、意欲とかが溢れてきたんじゃないでしょうか?
素晴らしいなぁ、と思いました。
ゼンタングルの種がタンポポの綿毛のように飛んでいって、その先で花開いてますね、
私ももっともっと、皆さんのお手伝いができると良いな、と思います。
珍しいウィーンのチーズのお菓子を用意してくださってました。
あったかいのと、冷たいのと、酸っぱいのと甘いのと、チーズの味と、色んな味わいのあるお菓子でした。初めて頂きました。
とても良くして頂いて、ゼンタングルを楽しんで頂いて、感謝です。
ありがとうございました。
ゼンタングルで不安軽減
27日のアメリカのゼンタングル本部からのニュースレターに嬉しい記事が。
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ゼンタングルには不安を軽減する明らかな効果が認められる、という実験結果について書かれています。
CZTでもあるMiller医師が、医学生30人を対象にゼンタングルの2時間のワークをしてもらい、その前後にBAI という方式で不安を客観的に測定したところ、不安の軽減効果が認められた。という事です。
これまで、強い不安を持つ方への治療には心理療法や、お薬が使われてきましたが、これに代わってアート、という選択肢が提案される日が来るかもしれません。
ゼンタングルをすると気持ちが落ち着いたり、不安が和らぐ、という事は体験的には知っていましたが、こうして医学的に発表されると説得力を感じますね。
治療が必要な病に進む前の、効果的なリラクゼーションの一つとしても有効だと思います。
7月から、滋賀県立総合病院のリハビリ病棟でゼンタングルワークショップをさせて頂くことになりました。
リハビリがお休みの日曜日の、希望者対象のリラクゼーションです。
リハビリ科には様々な症状の患者さんがおられます。楽しみの一つとして取り組んでいただけたら、、と思ったのですが、このニュースを読んで、患者さんの抱えておられる不安の軽減にもお手伝いできるかも!と、思いました。
4月、5月、新しい環境で緊張や不安でちょっとしんどい人にもゼンタングルで楽になってもらいたいです。