ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

ゼンタングルプロジェクトパック07 9日目

9日目、マーサさんの優美なリードです。

https://youtu.be/CVM2q_U-oaw

グレーのスクエアタイルを使います。

①青ピグマ01で、大きな渦巻を描きます。ゆったり、大きく。

②渦巻を直線でなぞります。文章にすると?な感じですが、動画を見てもらうとどういうことかすぐ分かりますね。渦巻カーブにぶつかったらストップして新しい線をひきます。感覚はマーサさんと同じようにならなくても大丈夫です。

③ブルーブラックのPN(日本ではファインというペン)で、渦巻の曲線と直線の最初の交点に花びら形を描きます。ファイフというタングルみたいに1枚目を配したら、

同じ点から何枚も花びらを描きます。太さや長さは色々で。重なった風に描いても良いです。お花みたいにします。

次の交点から、また花びらを描いて、お花みたいに、、、をくりかえします。外側になると花びらが紙の外にはみ出す部分が出てくるでしょう。はみ出て構わないので、自然に花が並んでる風に描き続けます。

気持よい繰り返しで、心が落ち着きますね。この美しい形以外のことを考えないで自然に集中します。

④青ピグマ01で、花びらの先にちょっとしたアクセントを。

⑤青ピグマ01で、花びらの隙間に丸を描きます。大きさは様々に。あぶくが並んでいろみたいに。 ペンを紙においている時間が長ければ、濃い青になります。

黒のインクよりも柔らかな印象ですね。

沢山の丸を描く、この時間を楽しんでくださいね。

⑥白ジェリーロール10で、丸にハイライトを。マーサさんは綺麗に塗り潰してはっきりした綺麗な丸にされました。

するするインクが出るタイプのペンです。軽いタッチで描きます。乾くまでにちょっと時間がかかるので、気をつけてください。

⑦シェーディングです。

鉛筆で花びらの先と根元にシェード。真ん中は汚さないでおいて、中には白はコールと、青をブレンド

順番は白を先にして、鉛筆を後、でもかまいません。

一つ一つの花びらでこれをするので、大きく描いてないとちょっと大変。

⑦チャコールで線が弱くなったと感じたら。ペンで描き起こします。くっきりしますね。

⑧背景。鉛筆、白チャコール、青チャコールを使って雲のように描きます。

鉛筆をサッピツでぼかして、チャコールもぼかして。白チャコールが紙に入るように強めに使うのも良いですね。

曇りの海岸が晴れ渡っていくその時、みたいに、白い雲、灰色の雲、のぞく青空、みたいにイメージしておられます。ステキです。

⑨最初の渦巻のところに、青ピグマ01でチェッカーを入れました。青のインクの塊ができて画面がしまります。

⑩そして、金!金色の丸をあちこちに。華やかです。

蜘蛛のような表現をしたチャコールが気にいったので、金の粒粒はお花の周りにだけ配置されています。

 

プロジェクトパックに入っているペンとチャコールを全部使って楽しむ、華やかなタイルですね!

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