ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

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猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

project pack 08 今日でおしまい

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 プロジェクトパック08、ついに最終日です。マリアさんが描いておられます。

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今日はタンタイル、ルネッサンスタイルとも呼びます。これの三角タイルです。

ペンは2色、取り合わせは自由に。

今日のタイルのデザインが、ネイティブアメリカンのブランケット、のイメージで、マリアさんはそれっぽい組み合わせ、青緑と赤茶の組み合わせを選ばれました。

ペンの先を使って、長さを測って印をつけておられます。

いつもタイルに打つ最初のドット、ボーダーを描く時「ペン1本分くらい内側に」と表現されますね。ゼンタングルでは、きっちり何センチ、という指示をされることがあまりありませんが、こんな風にお道具を使って長さを合わせることがあります。

印を目安に線をひいて、中に丸、丸からウェルを描きます。

テイク オフ アンド ランド、滑らかに離陸して滑らかに着地、の描き方です。スタート地点の丸は、半分なぞるくらいの気分で描くと滑らかに描けます。

時計回りにタイルを回して、オーラを描きます。ラウンディングという技法、角を滑らかな形でつないで塗りつぶします。今日のラウンディングはたっぷりとした面積で。

塗りつぶしが画面にアクセントを加えます。

オーラ、別の色のペンでオーラ、ラウンディング、オーラの繰り返しです。これはディーバダンスというタングルと同じ描き方ですね。

 

ピグマ01黒で、三角のラインをなぞります。この線は他の線とは違う性格だからね、と。ボーダー的な、大事な意味を持つ線になるので、黒で強調されたんですね。

ボーダー、ふち飾り、額縁みたいに周りを飾る部分をここから描きます。

お米粒みたいな長丸を、角に。上下少し隙間を空けて描きます。

ディングバッツというのは、タングルで描くふち飾り、装飾みたいなものです。色ペンで、三角の中と同じように オーラとラウンディングの技法でディングバッツします。

 

鉛筆でシェーデイング、黒ペンの線にそって、濃く鉛筆を入れます。くっきりとボーダーと中が分かれました。白チャコールを中で渦巻くテープに。引き立って、かっこいいです。タンタイルは傷みやすいから、サッピツの扱いに注意してやさしくね。ということです。黒ペンをあちこちに描き加えて、整えられました。

カッコいいタイルです!

6枚をセットにするとぐるりと並べて楽しむことができます。

その時、中のウェルを鏡合わせのデザインにすると、合わせた時に違う表情が生まれます。3枚づつにすると良いかも。

 

と、言いながら、今日はもうくたびれてしまって、2枚だけ描きました。

私はディングバッツと聞いて、ネイティブアメリカンより、ちょっとヨーロピアンな感じにならないかな、、、と思って、ペンの色をちょっと優美?な印象のペアにしました。どうでしょう?

 

ラップアップ動画

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なるほど!だからお名前がムーンライトなのね!と、びっくりのペンの秘密が!

綺麗。こういうライトを持ってないけど。

 

 

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 たっぷりと楽しい8日間でした。

たくさん描きました。