ゼンタングルを知ったきっかけ
私がゼンタングルを知ったきっかけは、昨年秋のNHKのテレビ番組です。
自動車を運転中にたまたま耳にした(私の車のテレビは運転中は音だけになるのです)番組で、佐藤心美先生が ご自身の体験と、ゼンタングルについてお話されてました。
聞いた途端、これが私の探していたものだ!と直感しました。
私は肺ガンで これまで8回入院しています。入院中に、たくさんの患者さんが、辛い治療で気分も沈んでいたり、手持ち無沙汰にしたり、という様子を見てきました。
私はイラストを描いたり、手芸をしたり、あれこれ楽しみがあって、入院中にも気を紛らわす事ができていたのです。
他の方にも、気軽に取り組めて、集中できて、何かを作る楽しみがあれば良いのに、と思っていました。
入院前はカルチャースクールで絵画教室や塗り絵教室の講師をしていましたが、どちらも道具がたくさん必要だったり、元々絵を描くのが好きな方でないと、始める気にならなかったり と、難しい面がありました。
もう一つ、ガン患者に 瞑想が良い と、本で読んで、瞑想、メディテーションというものにも興味がありました。
花のスケッチなど、何枚も描いていると、ふとした瞬間に、すっと違うゾーンに入る瞬間を体験していましたので、模様を繰り返し描く中で集中と解放を体験できるというのは、解る気がしました。
自分が気にかけていたものが、ぴたっと合わさって、形を現した様な気がして、帰宅してすぐにゼンタングルについて、ネットで調べました。
これは素晴らしいメソッドだ!
講師になって 特に ガン患者さんとその家族の方々に 広めたい。と思って、講師になる為のセミナー申し込みがオープンになるとすぐに申し込みました。
佐藤心美先生のテレビ出演がなければ、未だゼンタングルを知らないでいたかもしれません。
せっかく東京に行く機会に、佐藤心美先生に御縁があれば、、と思っていたら、思い叶って 個人レッスンを受けさせて頂く事になりました。
素晴らしい体験でした。
贅沢に、マンツーマンでルネサンスタイルのご指導頂きました。
嬉しくて お話し過ぎて、タイルを完成できなかったので、帰宅後完成させました。
宝物のタイルです。