ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

pp10 6日目 ボーダー

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プロジェクトパック10 、6日目はボーダーです。マリアさんのリード、リックさんが隣で解説です。いつも仲良しですね。

 

普通のタングルを、ボーダーに使う、というアイデアです。

youtu.be

 poke leaf ポークリーフ マリアさんは、装飾文字を描く仕事をされてました。葉っぱの形はよく飾りに使われたそうです。エレガントに空間を埋めるのにぴったり、ですね。

ちょっとした性格、キャラクターをつけるのに、茎に線を足したり、葉っぱに翻りをつけたりされています。

葉っぱの間の隙間、最初はオーラして、気が変わって塗り潰しにされました。「両方見ることができるでしょ」と。オーラしてみて、気に入らなかったら塗り潰し、は良いですね。

 

cadent ケイデント。 丸をペグボードみたいに並べてスタートするタングルですが、帯状の空間の真ん中にきれいに丸を並べてスタートです。 一方向にテイクオフ&ランド、滑らかに離陸して、紙を回して同じことを繰り返します。

丸をsカーブでつなぎます。ここでもテイクオフ&ランドです。

 

fragments F2 フラグメントのF2 。帯状の空間を区切って四角の箱を並べたように。一つづつの箱にフラグメントと呼ばれる模様を書き込みます。

何度もペンを取って、線をなぞり、「正確さ」や、「もっとかっこいい感じ」を、加えて行かれます。一度描いて描きっぱなしじゃなく、何度も戻って タングルの良さが出るように。

 

Hurry ハリー。 今回、2色のペンを(黒と茶)使い分けて、一つのボーダーを仕上げていかれてます。ハリーも、左右で違うペンを使われました。

 

mooka ムーカ ムーカを描いて、茎にひっかっかりオーラ を描きたします。白鳥みたいね。とマリアさん

頭のところが引き立つように、黒の丸を並べました。模様を書くほどではないけれど、白の余白が気になる所に、丸ドットは良いアイデアです。「線ばかりのタングルの所に丸が入るのも良いですね。」ということです。 

丸を3個並べたtherforeというタングルを私はよく使いますが、横に並べるのも良いですね。

鉛筆を使ってシェーディングしますが、頭の周りは「シェーディングというより、グレーに塗っています」こんな細いボーダーの中に色んな技法が入ってますね!

another mooka もう一つムーカ  並べ方を変えて、アレンジの違うムーカのアイデアです。

eke  eを並べた形です。単純ですが、同じ大きさ、同じリズムで描こうとすると鍛錬が必要なタングルです。でもそんなに神経質にならないで楽しく描きましょう。

 

bales ベイルズ ベイルズの部分、原則を使って、全く別の美しいデザインを見せてくださいました。ここでも2色のペンの取り合わせがとてもきれいですね。

 

knights bridge ナイツブリッジ  グリッドを引く時に、少しだけカーブして描かれました。カーブしてると、後でシェーディングを両脇に入れると丸みのあるもののように見えます。

私は幅を色々にしてみました、、、揃えた方がきれいだったかも。

 

今日も私は左ページだけに描きました。

マリアさんの他のボーダーもとても美しい!真似したいです。

ボーダーを重ねた作品(タイル)も、とても優美です。真ん中に切手を入れると素晴らしいでしょうね。小さな写真でも素敵。ボーダーのアイデアは色んなものを飾るのに使えますね!