ktt0024
ktt kitchen table tangle は、ゼンタングル本部から配信される動画です。YouTubeにあるので、誰でも見る事ができます。
白のゼンダラ(丸いタイル)に、ウェルウェルウェル と、セナをマリアさんが描かれて、リックさんが一緒に解説しておられます。
マリアさんは、最後にゆりかごみたいに揺れる形に作ってらしたのですが、
私は丸く描いて カットしました。飛び出す絵本みたいになりました。
壁に飾ってみました。
セナは、Sの形から、生えたカーブに、オーラをどんどん書き足していくタングルです。
とても集中します。
ペンに圧をかけて、抜いて、またかけて、、と、リズムに乗って描くと格別です。ずーっと描いていたいくらい、気分良いです。
オーラは、前の形に沿ってひくのですが、この動画でマリアさんは意図的にオーラの方向を変えて、下にくぐるようなオーラを描いたり、
他のタングルとミックスしたり、されてます。
どんな風に変化させても、結果的に「そんな風に描くなんて思いもよらなかったわ!」と、なるから、許されるから大丈夫。恐れないで描いてね。みたいな応援を感じました。
ゼンタングルには間違いも失敗もないですよ。と、言われながらも、最初のうちは
「この書き方で正しいの?」「間違ってないの?」「ちゃんとそのタングルに見えるように描かなくちゃ」という、真面目な疑問や、「ちゃんとしなくちゃ意識」を、私も持ってました。
「どんな風に描いたら、ゼンタングルらしく見えるのかな?」とか、「これって正解なのかな?」とか。
例えば、ティップルという丸が並んだタングル。
きちんと隣り合わせに綺麗な丸を並べて描いたけど、ネットで色々見ると、半分重なるみたいに描いてある。どっちが正しいの?
例えば、ムーカ。先は太くして丸くするの?勾玉みたいに?それともまっすぐ伸ばして丸?
例えば、ポークリーフ。シュッと細長い葉っぱと、ふんわり丸をい葉っぱと、どちらがゼンタングルぽいの?
今考えると なんて小さなことにいちいち正解を求めていたんだろう?と、呆れるほどですが、最初はそういう 一つ一つに、正しさ というか、基準があるんだろうと思っていました。
今日のタングル セナ。どんなに途中で色々なアレンジがあっても、オーラを描き続ける という基本の組み立ての上で描きあげると、最後はちゃんとセナになります。
あるいは、途中までセナだったのが、最後見たら どちらかというとディーバダンスに傾いてる。となっても、それは「間違った」ゼンタングルでは全くなくて「自然にタングレーション で変化しててスゴイ!」となるでしょう。
つまり「本当に」ゼンタングルには間違いも失敗もない。んです。
これが正解!ていう単純なゴールがなくて、予測しないで今描いてる事に集中して、出来上がった結果が作品になる。他の人と違えば違うほど、オリジナルな創造の世界を旅してきたわけで、それは素晴らしい事です。