完成作を増やすということ
インスタライブも保存できるとわかって、やってみました。
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三角タイルを引き続き。単純なストリングで、グッと短い時間に集中できて気持ち良いです。
何でもそうだと思いますが、
途中でやめる作品を増やすより、小さくても完成に持っていく作品を増やす方が、勉強になります。
すごい大長編小説、とか、大長編映画、とかを作りかけてやめるのを繰り返すより、小さな作品を「完成させてみる」経験を積んでみる。
完成させるところまで持っていかないとわからないこと。が、よくあります。
何冊も問題集をやって結局どれも途中までで投げ出してしまうより、1冊を何度も繰り返して解く方が身につきやすい。みたいな。
ゼンタングルは、結果を気にしないので「ああ、楽しく集中できた」だけで、もちろん充分です。
でも、綺麗なものができてしまうので、「次はもっと良くしたい」たいう欲が出てくるのも事実。
「上手」にならなくても、良いのですが「上手になるにはどうしたら良いですか?」みたいな質問を受けることもあります。
ゼンタングルは「上手に」なりたければ、お習字と同じで何度も繰り返し描くと「上手」になります。
マリアさんによると「描きやすい向きのカーブを、紙ナプキンでも何でも良いので、何度も繰り返し描く。」と、綺麗なカーブが描けるようになります。
そして「毎日、少しずつ変化をつけて同じタングルを繰り返して描く」と、タングルを使うのが楽になります。書き慣れて、お友達になれます。
シェーディングも丁寧にして、ラウンディングや、ウエイティングという、線に表情を与える技法も入れて、納得できるまで高い完成度を持たせた作品を、小さな三角タイルでも良いので、たくさん描く。と、不思議なことに「これまでも先生が言ってたのに、よくわからなかった事」あるいは「わかったと思ってたけど、見当違いだった事」が、
「なるほど〜!」って、納得できる、わかる、時がくるはずです。
私はゼンタングルで、というより、長年絵を描く中でこれがわかりました。ゼンタングルに関しては実はまだやり始めて2年半しか経っていない、、!ので、多分これからわかることの方が多いでしょう。
絵の方では、わかってみたらどうという事のない単純な事が長い間分からなくて迷ったり、しました。若い頃から要領が悪いので、本当に回り道ばかりして。
でも、回った分、一度わかると「ホントによく分かる」と思います。
多分スポーツとか、将棋とか、音楽とか、、何でも同じなんじゃないでしょうか?
ゼンタングルのタイルは小さくて、2時間程度で完成させられるのが良いです。みなさんどんどん「上手」になってます!