プロジェクトパック09 3日目
今朝布団の中で、感謝について考えてて「描く事、drawing って書こう」と思ってたら、動画でマリアさんが全く同じことを書かれてて。同感!って思いました。
マリアさんは 描く事が自分の生活の大きな部分で、それが自分をゼンタングルに導いた。と、ミラクルという言葉を使って、そのことへの感謝を語っておられます。
同じ言葉を書いても良いのだけれど、遠く離れた場所に居るマリアさんと同じ思いだった、て教えてくれたインターネットに、今朝は感謝します。
私が子供の時、半世紀も昔。コンピューターって巨大な計算機、ていうイメージでした。部屋とか、家具みたいにでっかくて、カタカタ音をたててパンチングした紙のテープが出てくるんです。2進法の文字。うんと頭の良い博士が、それを読む、、、みたいなイメージ。
手のひらサイズのコンピューターを一人一人が持っていて、世界中とインターネットでつながってる。すごいです。未来を生きてしまってる、、、って思います。
便利な道具と、時代に感謝します。
今日のタングルはとてもシンプルで、力強くて、美しいです。
マリアさんは深緑のペンで右側のセクションを分けられました。曲線を、真ん中あたりから4本のばします。
これからナイツブリッジを、それぞれ違う方向から描きます。面白いから。
分割するときに描いた線に、ちょっと沿いつつ、縦横のグリッドを作っていかれました。簡単そうに書かれる線が優美です、、、
リックさんがナイツブリッジの名前の由来を。ロンドンのナイツブリッジ地区のアパートメントでみた白黒タイルのエントランスがとても美しかったので、この名前をつけた、とおっしゃってます。
ナイツブリッジはチェッカーボードの形。誰でもチェッカーボードがどんなものかイメージできて、そしてチェッカーボードは平行に引かれた直線が直角に交わってる。けれど、ナイツブリッジという言葉からはどんな形なのか、特定のイメージに結びつかなくて、なので曲線で描く事もできる。
ゼンタングルの模様、パターンはタングルと呼ばれます。tangleはもともと もつれる、絡む、みたいな意味の言葉です。これを模様という意味で使うのはゼンタングル特有の文化です。(なのでグーグル翻訳だと、もつれ みたいに訳されてると思います)タングルはどんなふうに解釈して変形させても構いません。
チェッカーボードという名前からは直線が直角に交わった模様が強くイメージされる、だからより柔軟にその形を使えるように、あえてその形がイメージできない名前「ナイツブリッジ」がつけられている、というわけです。
どんな風でもあなたが好きなように描いたらよいですよ。私はこんな風にしました。蜘蛛の巣みたいになりました。とマリアさん。
薄緑のペンで互い違いに塗っていかれます。
いつも角同士がキッスしてるところを順番に塗っていけばよいです。グリッド(格子)が、斜めになったりカーブしている時は どこを塗るのか迷子になりやすいのですが、角と角がキッスしてるところを塗ると、まちがいなく結果的に互い違いに塗り分けられます。ということをおっしゃってます。
ペンで塗る、リズムとテクスチャーを味わってください。
塗り終わったら、初めに描いた4本の線を深緑のペンでなぞります。
シェーデイングは、先ずオーガニックタングルとのキワに。そして、セクション分けした線に沿って、鉛筆で影を入れます。
シェーデイングするときも、手を動かしやすい向きにタイルを回して下さいね。こういうきれいなカーブの時は特に、カーブに沿って手を動かすとよいです。その向きになるように、変な角度から描かないでタイルを回してください。
お日様が当たってる感じに、白チャコールでハイライトを入れます。
3日間のを並べました。全体はどんなふうになるのかな?楽しみですね(o^^o)