ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

タングルを考える

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昨日は即位礼正殿の儀 ということで、朝からNHKにくぎ付けでした。

永く平和な日本が続きますように、と思います。

おちついた雰囲気のスタジオセットの中で、私の目をとらえたのは、背景の組子細工。

美しい!日本の伝統文化、技術を伝える素晴らしい造作です。

「これ、タングルにならないかな?」

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スケッチ

で、あれこれ描いてみたのが↑。?なんか見たことある、、、のは、KTT005のリックさんのインポッシブルというタングルです。これ、リンダさんのpatterns.comのリストにもないんだけど、なぜだろう?タングル ではないのかしら?

探したけど、動画がみつからない、、。

途中まで、インポッシブルと同じ手順で描いていって、下の分解図の5のところ、

ここから6角形に注目、6角形の中にできる交差点に向かって、三角の頂点から線をのばします。隣の辺のオーラになるように。IXORUSを描く時みたいに。

次は三角形に注目して、中の小さな三角からオーラノットみたいに線をのばします。

全体同じことの繰り返しで、できあがります。

ふーむ。単純と言えば単純なので、すでにあるかも。と思ってリンダさんのリストをざっと見たけど、同じのはないみたいなので申請してみることにしました。

 

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リンダさんのタングルリストに登録されるには、いくつか条件があります。

タングルは、ただの模様とは違うので、具体的な何かをすごくストレートに表現してないこと、とか、単純な線に分解できていて、難しすぎない手順で誰でも描く事ができること、とか。すでにあるタングルのアレンジ、とみなされると登録されない、ということもあります。

リックさんのインポッシブルにとても似ているし、ひょっとしたら書く途中で迷子になりやすいかもしれないし、(IXORUSやAURAKNOTを引き合いに出して説明してる時点で迷子確定かも) なのでリンダさんの審査を通るのは難しいかも。ですね。

もしかしたら、リンダさんのリスト以外の場所で、誰かが同じ思い付きで違う名前で発表してるかもしれませんね。、、、とか、発表、という段階になると「めんどくさい、、、、」という気持ちが先にたって、今まで自分のタングルを作ろうという気にならなかったのですが、

見たものを分解して、タングルとして組み立ててみる作業が思いのほか面白かったので、また作ってみることもあるかもしれないです。

良かったら、描いてみてください。kumu.

名前は組子の「組む」から来ています。人と人のつながりも、象徴しています。

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kumu

追記、リックさんのimpossible は、フラグメンツアイデア として提案されたみたいですね。

となると、これは同じフラグメンツの組み合わせ方、の違いなので、新タングルというよりは「組み合わせの提案」にあたるでしょうね。

別の物から発想して、同じ描き方に行き着くのは面白かったです。

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