ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

笑いヨガ 右脳で笑う〜ゼンタングルの話

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昨日 淡海かいつぶりセンターさんで、絵本の読み聞かせと笑いヨガのワークショップがありました。

絵本の読み聞かせをしてもらうのは大人になってからは初めてでした。とても心地よい体験でした。

笑いヨガは、随分ポピュラーになっているらしいのですが、これも初体験でした。

色々な動作と笑いをやっていくワークなのですが、今回参加者のノリがよくて、すごく笑いました。笑い疲れるくらい。

 

笑いは身体にも心にもとても良い影響があります。今回特に「ほう!」と感心したのが、先生の「右脳で笑います」という言葉。

主人は最近ナイツの漫才にハマってるみたいです。漫才を聞いて、言葉の面白さで笑う のは、多分左脳の笑い でしょう。

右脳の笑いは、言葉を使わず、アイコンタクトをはじめとする五感での笑いです。

ミラーニューロンの話も出てました。

笑顔→嬉しい→幸せ

右脳を活性化させると、副交感神経の働きが良くなります。副交感神経は身体の隅々まで新鮮な血液を運ぶのにも役立ちます。

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ゼンタングルでは「同じタングルを何度も描いて、仲良しになってね。」とよく言われます。

「次どう描くのかな?」と考えなくても描けるくらい、タングルと仲良しになると、アレンジしたり他のタングルと組み合わせたり、自在にできるようになりますよ。と。私もしょっちゅう言ってます。

右脳のお話を聞いて、タングルと仲良しになるには、右脳優位になる効果もあるんじゃないのかな?とフト思いました。

 

茶道のお話で、お点前の動作がすっかり身について流れの中で何も考えなくて身体が動くようになると、お点前の中で ある日、突然、何かがわかる、という話を本で読んだ事があります。

私自身は無作法でお茶の事は何も知らないのですが、この話を読んだ時、自分がスケッチしてる最中の感覚と似ている、と思いました。

花のスケッチ、たくさんたくさんしてきました。日本画のスケッチはけっこう細かくて、花びらの中を走る脈みたいな線も描いたり、します。無心に対象を追っていると、ある日ある時、ポーン!と、わかる!時がきます。(他に言葉が見当たらないので わかる!と書きましたが、、他の立派な絵描きさんの本を読むと「絵を描いていると観音様が現れた 」というくだりがあり、同じことなんじゃないか?と、不遜にも、思っています)

多幸感に満たされて、世界と自分が一つになった感じがします。何の不安もなくて、過去も未来もなくて、ただ幸せです。

これって、ゼンタングルの始まり、マリアさんが文字の中を模様で埋めていた時の状態 ととても近いんじゃないでしょうか?

とすると、瞑想に入り込むと、こんな感じなのかも。

 

何の根拠もないけれど、そんな感じがします。

あまりこういう事を言うと、怪しげな何か  みたいに聞こえそうなので、あまり言わない様にしてきましたが、

ゼンタングルを無心にただただ一心に描いていると、同じ感覚になる事があります。

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笑いヨガのお話が、ゼンタングルのお話になりました、、最後に可愛いはるちゃんの笑顔を。子供は1日300回笑うんだそうですよ!

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