自由になる
2017年12月、ゼンタングルを知って2ヶ月?くらいの作。まだ公式タイルを持ってなくて、画用紙を切って描いてた頃の。
アメリカのゼンタングル本部から買ったPRIMER を読んで「ストリングもボーダーも飛び越えて構わない。」とあるのを読んで、
じゃあ。と描いてみた記憶があります。
いつも紙の四隅に点を打って繋いで作ってたボーダーをやめて、クルクル自由に書いて。
ストリングで分けたセクションを気にしないで好きにタングルを組み合わせて描いて、雫みたいな表現を混ぜて、外に伸びていくタングルを描いて。
これを描くまで、ゼンタングルを描いても「区切ったセクションの中に模様を書き入れていくだけ」みたいな感じがして「集中する」についてはすぐにすごくよくわかったのですが、面白みがもう一つ分からなかったんですよね。
私はゼンタングルがどんなものなのか よく知る前に「誰にでも最初からきれいな作品が短時間で作れるメソッド」「誰でも集中できて、リラックス効果がある」というのを聞いて、
これを人に教えなくちゃ!
と飛びついて 講師資格を取る、と決めてしまったので、実はゼンタングルの面白さを知るのはCZT セミナーに申し込んだ後だったのです。
振り返ると、乱暴だなぁ、、と思いますが、
それも ガンの手術後1年で転移が見つかって、幸い取ることができたけど「もう次はいつ動けなくなるかもわからない。動ける間に人の為に何かをしたい。」というのと、
「ガン患者さん達が、このメソッドを知ってたら、不安を忘れる時間を持てるんじゃない?」という思いつきに興奮したのと、
「本当に半年後にアメリカまで行ってセミナーを受けられる状態なのか、わからないけど、もしそれができたら、凄いんじゃない?」という、、何だろう?賭け?みたいな気分。が、大きかったかな。
申し込んで、航空券も予約して、行けなかったら勿体無いけど、行けたらすごーくスゴイんじゃない?
あれです。宝くじを1000枚買ってみる感じ?
話が逸れましたが、
自由に描けるのがわかって、初めて、
「区切った所を模様で埋めてく だけじゃなくて、そこから先に色々できる」と実感できて、そこからどんどん面白さにはまりました。
タングルに変化をつけたり、2つ以上のタングルを組み合わせる事をタングレーション と言います。タングレーション が自在にできるようになると、自分が絵を作ってる感覚が強くなって、楽しいですよ!