ガンと私と 楽ちゃん
安楽寺さんでの展覧会ミャウゼにいらしたお客様とお喋りしてたら、
「猫欲しいんですけど、今居ないんですよね」
という話になって。
前にいたミミちゃんを病気で亡くして、数年は犬のはなちゃんだけがうちのペットでした。
はなちゃんも高齢で、椎間板ヘルニアの手術をしたりして、もうそんなに長くは一緒にいないかもしれない、、、
もしかしたら、うちの主人は、私とはなちゃんをほぼ同時になくしてしまうかもしれない!それは、困る!と、私は密かに思ってました。
ガンが分かって、私以上にがっくりきたのが主人でした。
主人はどちらかといえば猫派で、はなちゃんを溺愛してるわけではなかったですが、それでもいっぺんに妻もペットもなくすのはマズイだろう、、、と。勝手に思ってたのです。
これから何度か入院する間、1人っきりで家で過ごすのは良くない、、、とも。
小さな動物でもいれば、少しでも気がまぎれるんじゃないか、、と、
今思うと身勝手な理屈ですが、猫でもいれば、、、とぼんやり思っていて、↑の話になったのでした。
すると、隣に座ってらした奥様が「良い子がいますよ」と。お隣の猫が何匹か子供を産んだのだそうです。トントンとお話しが進んで、
うちに来ることになったのが、楽ちゃんです。
安楽寺さんから一文字もらいました。
こんなに小さかったんですよ。
はなちゃんとも仲良くなりました。
はなちゃんは気が優しくて、もともとミミちゃんと過ごしてましたから、猫に慣れてました。
結局、他の理由で主人が私の入院中1人きりで過ごす事は そんなになかったのです。
この黒いチビちゃんは気ままで実に猫っぽい性格で、主人と相性が良いか?どうか?は、わかりませんが、幸せそうに過ごしてます。