ガンと、私と、ゼンタングル
自分がガン告知されてから、1年くらいの間のことをうまく伝えられません。
多分、自分でも感情にブレーキをかけて、飲み込まれない様に制御しようとしていたのだと思います。
でも、この間の感情をうまく伝えられないと、今私がやろうとしてること 「ガン患者さんにゼンタングルを伝えたい!」が、どこから生まれてるのか ちゃんと他の人に伝わらないと思うので、ちょっとづつ 書こうと思います。
果たして誰がそんなの読みたいのか?読んでくれるのか?謎ですが、、、とりあえず、やってみます。
2015年、秋、分子標的薬でガンを小さくする。という治療が試みられて、2週間入院しました。
入院中、日中はパジャマじやない部屋着っぽい服を着て過ごし、就寝前に着替える様にしてました。パジャマは気分が下がるので。
ベッドに居なくても良い時間は、共同で使える食堂みたいなところで、イラスト描いて遊んでました。今日のイラストはその1枚目です。
べそをかいてる猫は私です。
その時は「入院してても絵を描いてれば家にいる時と変わらない」って思い込もうとしてました。実際、それほど落ち込んでもいなかった、、、様にふるまってました。
でも、今この一連のイラストを見ると、泣けて泣けて仕方ないのです。何ででしょう?
気持ちをうまく言葉にできないので、絵描きになりました。そういうことなんだと思います。
早く良くなってね、って、小鳥が寄り添ってます。ありがとう、私の周りにいてくれた人たち。家族も、先生も、看護師さんも、友達も。