ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

淡海かいつぶりセンター ゼンタングルワークショップ

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10月24日14時から、JR瀬田駅近くの 淡海かいつぶりセンターでゼンタングルワークショップをします。

http://kaitsuburi.com/

淡海かいつぶりセンターは、ガン患者さん、そのご家族、お友達など周りの方の支援をしておられるNPOです。

 

ゼンタングルは「今 ここ」 に集中するメソッドです。楽しくタングル(模様)を繰り返して描く中で、自然に集中し、リラックス効果が得られます。

ゼンタングルを描くと気持ち良いですよ。絵が描けて 嬉しい上に、何だかスッキリするんです。

ガン患者さんや、そのご家族は何かしら不安や、緊張、痛みを抱えていらっしゃいます。

ゼンタングルはいっとき、不安や緊張から離れ、美しい物を作る喜びを感じることができます。

 

「結果を心配せず、今、目の前の事に集中する」というのは ガン治療にも言えると思います。

私も自分がガンだと告げられて、不安でした。

どうなるのか知りたい、と先生に尋ねると、ガンは一人一人違うから、この先どうなるか は、誰にも言うことができないのだ、と言われました。将来を考えても仕方ないんです。今、この治療に専念する。

ゼンタングルの思想を知った時、わぁ一緒だな!と思いました。

不安の多い治療ですが、ゼンタングルを描くことで「結果を心配しないで 今に集中する」という事を実感できるかもしれません。

 

やり方を一度習えば、例えば病院の待合室や、入院中の空き時間などでも描くことができます。膝の上にバインダーみたいなものを置けば、そこでできます。

アメリカでの実例ですが、MRIの検査に強い不安を持ってらした患者さんが、脳内ゼンタングルをしてたら、全然怖くなくてあっという間に検査が終わった、なんて話も聞きます。

脳内ゼンタングルができる、、というのは相当枚数を描いた人でないと無理だろう、とは思いますが、確かに、ゼンタングルを思い描いていると そちらに集中して不安は忘れるだろう、と思います。

 

定員は10名です。材料費500円を御負担頂きますが、ワークショップ参加費は要りません。

ガン患者さん、患者さんの周りの方であれば 滋賀県在住の方でなくても、お申込み頂けます。

身の回りにガン患者さんがいらっしゃらないけれど、ゼンタングルに興味がある方については、

かいつぶりセンターの趣旨をご理解下さり、活動に賛同いただける方に関しては、
お問い合わせいただいた際、席に余裕があれば、ご参加いただけます。

 

お問いあわせ、お申込みは淡海かいつぶりセンターまでお願いします。

Tel&fax 077-545-0242

 

楽しいワークショップになるように、準備します。