ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

淡海かいつぶりセンター ゼンタングルワークショップ

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認定特定NPO淡海かいつぶりセンターさんで、毎月一度のゼンタングルワークショップでした。

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引越しされて、大津市黒津の民家が拠点となりました。

広々とした畳のお部屋で、ディスタンスを取りながら、マスク着用、建物に入る前には体温測定、手指の消毒と、コロナ感染対策を取りながら、のワークショップです。

今日も新しくご参加の方がありました。

毎月ご参加くださる方も、毎回基本の白タイルに黒ペンワークを楽しんでくださいます。ありがたいです。

 

今日のタイルはドーナツ形のストリングに、クレセントムーン、ホリバー、ストライピング、パーク、セナ そんなに複雑なタングルは使っていません。

集中して、同じリードでそれぞれ違う作品ができる過程を楽しんでいただきました。

 

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京都新聞に、こちらの記事が載ったそうです。

ガン患者さん、そのご家族の様々なご相談に、病院の枠を超えて応じる団体です。

ゼンタングルは心を穏やかに保ち、不安の解消に役立ちます。これからも毎月一度のクラスを続けていきたいです。

 

滋賀県立総合病院でも、リハビリ科のレクレーション活動として毎月一度のクラスをしてきたのですが、コロナが問題となり、今は開催できない状態です。

かいつぶりセンターさんに、「総合病院で私のクラスを受けた」という方から、ゼンタングルについてのお問い合わせを頂きました。

今日お電話で対応させていただきました。

リハビリ科から退院後もなかなか社会復帰が難しい中「集中できるものが欲しい」と思った時、病院でのワークショップの事を思い出されたそうです。

病院でのワークは3月以降できていません。半年以上前に受けてくださったクラスを覚えておられたんだな、と胸が熱くなりました。

 

まだ出会ってないけれど、このメソッドを必要とされる方が あちこちにいらっしゃると思います。

たくさんの方に知っていただいて、気持ちを楽に気分良く過ごしてもらえるお手伝いができると良いなと思います。

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