ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

ティアラ

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テレビ(BSの3chだったかな)で、フランスのジュエリーの工房を見ました。

ジュエリー制作はデザイン画から始まります。紙に描かれたデザイン画は、実際のジュエリーを作る為の工程なのですが、それ自体がアート、と呼べるくらい美しいのです!

私が見たのはグレーの紙に描いてあって、赤い宝石が描いてありました。

 

そういえば、前にゼンダラタイルでティアラを描いたな、、と思い出し、

新しくチューリップを配した物も描いてみました。左の上です。

 

そのジュエリー工房のデザインの特徴は、自然を取り入れる事、なのだそうです。自然の中からインスピレーションをもらって、それを宝飾で表現してるんですね。

私の好きなチューリップをティアラに落とし込みました。葉っぱの中はパラドックスです。

ティアラは、基本的にはディングバッツの変形、という考え方で描いてます。

 

ディングバッツは、元々は印刷関係の用語らしいのですが、飾り文字や縁飾り、文中に差し込むちょっとした模様 を指してると思って頂いて良いと思います。

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こんなのです。

これを、ゼンタングルのタングル(パターン)で描いたものがdingbatz です。最後の文字がゼンタングルのzになってます。

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これは私が描いたもの。

ムーカで枠を描いて、できたセクションの中にタングルを入れてます。

フェングルを真ん中に、ポークリーフ、デュード、ストライピングです。

 

ディングバッツを、伸ばしてクルンと円形にして、、と想像して、描いてティアラの形に。

黒のゼンダラタイルに描いて、黒の紙の上で写真に撮るとステキじゃないですか。

タイルの中心部分が空いて、なんだか勿体ない様な気がして、モリゴンをモコモコ描きましたが、黒の紙の上に置くと、なんだかヘン。この部分の表現は、今後の課題。

あっさり、何も描かない方がステキかもしれません。

 

右下は、ティアラを描くキッカケになった びっくりゼンタングル です。だまし絵みたいでしょ。

ゼンタングル創始者のマリア トーマスさんが お皿に浮かぶ紙片 みたいなのを描いてらして、真似っこしてやってみたものです。ゼンタングルモザイクアプリにアップしたら、反響があって、マリアさんにも Awesome 素晴らしい と、コメントを頂きました。

ブラックタイルで何かできないか、、と考えてできたのがティアラです。

左下のハートのティアラを最初に描いて、こちらもマリアさんにHow cool is this?? なんてカッコいいの?と、コメントを頂きました。

面白いので時々新しいのを作っていこうと思います。