分子標的薬 副作用
今日は毎月の検査の日でした。
血液検査とレントゲン。何も異常なく、これまで通り 分子標的薬を続ける という事です。
良かった。(*´꒳`*)
抗がん剤にも、色々な種類があります。
よく知られている 細胞攻撃型のもの。これは正常細胞も攻撃してしまうため、副作用がきつくて、種類によって髪が抜けたりもします。
あと、吐き気と食欲不振。私も4クールやりましたが、嫌なものです。
分子標的薬は、ガン細胞そのものを攻撃する薬ではなく、ガン細胞が増えるために必要な働きを抑える薬です。
ガン細胞の表面にある特定のタンパク質を標的にするものらしいです。
この薬が効く型のタンパク質変異を持っているかどうか、検査をしました。幸い私のガンには劇的に効果があって、そのおかげで最初の手術に持ち込む事ができました。
転移が見つかった後、毎日この薬を飲んでいます。錠剤なので飲むのは楽ですが、起床時に飲んで、その後1時間は食事してはいけません。
この点がちょっと不便ですね。
副作用は、殺細胞型の薬よりは軽いです。多分格段に軽い。けど、それなりにちょこちょこ色んな副作用が出ます。
入れ替わりの早い細胞に、ダメージがあります。皮膚とか、爪とか、髪の毛とか、内臓の表面とか。
皮膚は身体中全体 カサカサなので、毎日処方されたクリームとステロイドが欠かせません。
お腹がしょっちゅう痛くなります。
口内炎もできます。口内炎はひどくなると大変なので、ひどくなりそうな時は休薬になってしまいます。
そして、髪の毛!びっくりです。もともと直毛で、長い間 ボブカットにしてるのですが、これがカーリーヘアになりました。
頭皮も敏感になってるので、ヘアカラーをやめました。前髪の白髪が目立ちます。これがクルンクルンにパーマあてたみたいです。
副作用の出方は人によって違うらしく、まれに脱毛してしまう人もあるようです。
どれも、それほど深刻な状態ではないです。が、薬を飲まなければこうはなってないんですよね、、。でも、薬のおかげでガン細胞がおとなしくしててくれるのだから、これは感謝するところですね。うん。
私の母は昨年亡くなりましたが、白髪を染めないでパーマしてました。
副作用の結果、母の髪形に似てしまい、鏡を見るたび、 わあー!ここにいはるわ! と思います。