ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

project pack 05 Day4

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プロジェクトパック05 4日目は、マリアさんのエレガントなストロークを堪能できます。

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ギザギザ鋏で切った写真の周りを黒ペンでオーラ、さっぴつの幅くらい離して 茶ペンでオーラ。力を加減して、とても表情のある線を描いておられます。

正確に測らなくてよいけれど、何となくこのくらいの幅、の目安にさっぴつを使っておられます。

ウィリアムモリス風の植物の飾りに。と、ポークリーフをタングル。

ポークリーフは、どんなところにもフィットする便利な可愛いタングルです。向きを左右に振ってならべて表情を与えておられます。

そして、マリアさんお得意のムーカ!ちょっとキスしてるムーカがセクションを作っていきます。見とれます。

正確に真似しようなんて気にしないでよいから、イキイキとした感じになるように、気を配って。優しいバランスで。と励ましてくれてます。この言葉、何度も何度も出てきます。正確に先生のお手本を真似しないで、自分の感じで描いてね。と。

小さな丸をギュッと押し込んだように隙間にいれて。この小さな丸がが画面を華やかにします。

さらに外側に、オーラ、丸3個に線3本、という単純な繰り返しで模様。集中しますね。

茶ペンで塗りつぶしたところに、後で白ペンで点々を入れたり、黒ペンで描いた丸に、後で茶ペンでポイントを入れたり、行ったり来たりして効果を足しておられます。セクション一つ描いて埋めたら終わり、じゃなくて、行ったり来たりして画面全体を仕上げていくのは、いつものタイルを描く時もお手本にしたいです。

白チャコールを、さっとタングル全体にかけて、さっぴつでぼかして。このことで飾りが悪目立ちせず、ふっとぼやけて優しい感じになりました。

鉛筆のシェーデイングも、ごく軽くポイントに入れる感じで。

は~、単純なタングルなのに、見事ですね~!

 

照れくさいけど、大切な友人が撮ってくれた夫婦写真を飾りました。