レジェンドでライブ
Facebookライブでレジェンドをしました。
プロジェクトパック10 の本を使って、サイコロを投げて、出た目のタングルを描きました。
今日は27日なので、2と7をストリングに。
レジェンドだと、次何を描くか をサイコロが決めてくれます。自分はそこについて考えなくて良いので楽です。
本に描いたタングルが、全部馴染みのタングルではないので、時々「どうやって描くんだったかな?」というのも引き当ててしまいます。
そこも面白いです。
全く予想しないで描き進める というのは、ゼンタングル的な方法です。
結果を気にせず、今起きている目の前のことに集中します。
全部のセクションが埋まったら、面白い模様ができてました。シェーディングを加えながら、あちこち強調したり、丸=ティップルを描き足したりして仕上げました。
動画はこちら↓
https://www.facebook.com/midori.furuhashi/videos/3307891539272697/
自分で興味深かったのは、シェーディング の時には、「絵としてまとめよう」という意識が働いてくる ことです。レジェンドで書いている最中はサイコロに合わせてそれぞれのセクションに注目しているので、全体像、仕上がりについては意識していませんでした。
鉛筆を使う段になって、「この絵はどういう作りなんだ?」と考えました。どこが上のレイヤーで、どこが下なの? どことどこがつながって、響き合ってるの?
この関係性をシェーディング で作ってあげることができます。
ペンで描いただけだとバラバラだったタングルに関係性ができて、画面がまとまって「絵」の表情を見せてきます。
ここが、ゼンタングルのもう一つの面白さ じゃないかな?
ペンでそれぞれのタングルを描いている時にも、もちろんすごく集中するし、ワクワクするんですが、鉛筆を足すことで世界ができてくる、、ところ。
同じペンワークでもシェーディングで画面の関係性が変わリます。すると別の絵になる。
記号 みたいだったタングルに表情が生まれて、どんどん「作品」ぽくなっていく過程はドキドキします。このパートがあるから、ゼンタングルの不思議な面白さが深くなって、次々描いてみたくなるんじゃないでしょうか。
改めて、ペンワークに鉛筆のシェーディングを足す ていう発想がすごいな!って思います。
出来上がったタイルを見ると、自分の頭で考えて描いていたら絶対生まれないようなアブストラクトな「何か」が出来上がってました。
ああ、面白かった。