pp10 8 日目 フラグメンツ
プロジェクトパック10、8日目はフラグメンツです。リックさんがペンを取って、マリアさんと仲良く解説されています。
レティキュラとフラグメンツ レティキュラは、網目のような形、その一つ一つの中に描く小さな模様がフラグメンツです。
レティキュラ&フラグメンツ は、ゼンタングルの教科書PRIMER vol1で一つの章を丸々使って説明されています。ゼンタングルのアイデアの中で、重要なものの一つです。
小さな小さな模様を繰り返して網目を埋めていく。ちょっと辛抱が必要な書き方です。
小さな模様の並べ方 そのまま繰り返して並べる他、回転させたり、鏡写しに(反転)描いたり。すると、模様によっては全く思いがけなかった面白い模様が生まれることがあります。
メタパターンと言います。
無心にペン先に集中して繰り返し描くと、予期しなかった結果が現れる。ゼンタングルの良さが現れていますね。描く間は繰り返しなので、心配することなく集中できます。
リックさんが「種のようなもの。」とおっしゃってます。この種を撒いて、何が育つのか見てくださいね。
四角だけではなく、三角のフラグメンツ、丸のフラグメンツもあります。
トリポリとか、レイン、イングなど、三角のフラグメンツを描き入れて楽しむことができます。
丸の方は、オナマートとか、ニパ、に入れるのはどうでしょう。
キチンとした幾何学模様ばかりでなくて、モリゴンみたいに三日月模様の中、ベイルズの中に生まれる空間、グレイス、ティダルの中にも描けます。
動画の終わりの方で、リックさんがタイルにフラグメンツを描いていて「間違えて」別のフラグメンツができました。長い間描いている人でも、こんなことが起きるし、それは新しいアイデアになるし、楽しいこと。こういうのが、ゼンタングルらしくて良いですね!
フラグメンツの楽しさは、同じフラグメンツを並べて自分で描いて、初めて「面白い!」と実感できると思います。理屈で「そうなるんだろうな」と思ってることと、自分のペンの先に立ち現れてくるのは、全く違う体験です。
なので、描いてみましょうね!