ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

プロジェクトパック06、6日目

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出来上がり、追加しました。

もう6日目!

今日は、マリアさんが珍しく直線的なタングルを描きますよ、と始まります。

イングというタングルを、ピグマ08、かなり太いペンで。ジグザグを大きく描いてます。

イングは、モリーさんが見た彫刻からインスピレーションを受けて、作られたタングルです。

何か、美しい物を見て、それをそのまま写すのではなく、そこから受けたインスピレーションを、単純な形に分解して、タングルは産まれています。と、リックさんが説明してくれています。

さて、描き方はとても単純。

ジグザグの先っちょから、その下の辺の真ん中あたりに、直線を引いて、ひっくり返して同じことを繰り返し。白の上には黒ペンで、黒の上には白ペンで。

まっすぐな線を引く、という単純な描き方だけで、折り紙みたいな素敵な模様がうまれます。とても不思議!

 

次に三角形それぞれの内側を、01のペンでオーラします。いつもは鉛筆でストリングを描いてタングルするスペースを作りますが、タングルそのものをストリングとして使う、という提案をしています。

三角形の中に渦巻きを描いていきますが、その中にも後で小さなパールを並べていきます。

模様をストリングがわりに、中にタングルする、という手法がフラクタル的に繰り返されてます。

 

そして、渦巻きは丸いカーブライン、直線とカーブという反対要素の組み合わせ、これが、白と黒という反対要素の組み合わせと呼応してるね、というリックさんの解説面白いです。

渦巻きは、ところどころピューと外に伸びてアクセントになってます。

渦巻きの中に入れるパールみたいな丸、これもよくマリアさんの作品に見られますが、押し込んだようにギュッと詰まった形に描かれます。

その事をリックさんが説明しておられます。

丸がキチンと並んでるのも綺麗ですが、こうするとリッチな感じがします。豆がさやの中でぱつんぱつんに詰まって並んでるのをイメージします。

 

シェーディングは、割と濃いめに鉛筆で、さらに白チャコで入れられます。更に、黒の下地の上に、イングの外側にオーラして、そこにチャコを塗って、その上に更に黒ペンで渦巻き、

こういう重ね技が、画面に奥行きを与えてます。ステキ!

 

さて、私は実はまだ描けてません。

ちょっと孫とお出かけ先で、とりあえず、動画の内容だけ、先に。

 

後ほどタングルして、アップしますね。

 

実は私アルカスの作品にイングを描いてました。とりあえず、これを貼っときます

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出来上がり、追加しました。トップの写真です。

付録だったはずの渦巻きが、なんかキャラクターぽくなって、、、主役がこっちに、、

ホントに、ゼンタングルは予想を超えてきます、、描きながらどんどん変わっていく、、

私が画面をコントロールできてないだけ?

どちらにしても、楽しかった!です。

最後にもう一度完成を貼っておきます

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