肺ガンのこと CT胸部ガイド下生検
麻酔してるとはいえ、結構しんどい思いをした気管支鏡検査でしたが、
この検査で取れた細胞の中に、ガン細胞は見つかりませんでした。
呼吸器内科の先生のその報告と、血液検査が示す「ガンありますよ!」サインのギャップ。
検査結果を待つだけでも日にちがたっていくのが、本当に かなわんなー という感じでした。
結局、ちゃんとガン細胞が取れないと次に進めないので、直接肺に針を刺して、ガン細胞を取ってくる という検査をしました。
患者は横になってるだけです。麻酔があるので、痛みはありませんでした。
CTの画像を見ながら、慎重に針を刺す場所と角度が特定されます。高校の数学で習った幾何学は、こういう時に役に立つんだな!と、思いました。
数度の調整の後、サンプルが取れた様です。
まな板の上の鯉 という言葉がありますが、検査の度に、この言葉が浮かびます。全く自分ではどうしようもなくて、いやでも不安でもじっとされるがままになってないとダメ。
仕方ないなー
何度も 仕方ないなー て、思います。
でも本当に医学は進歩してるんですね。痛さを我慢しながらの検査 は、幸い私はありませんでした。唾で溺れそうになっても、溺れる前に気づいてもらえたし、何度も看護師さんや検査の技師の方から、適切な声かけがあります。ありがたいです。