ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

色タイルを作る

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絵の部分写真。

この絵は和紙に胡粉で下地を作って、墨でシミを作って、そこに絵を描いてます。

タングルを いつもの黒ペン、シルバーのジェリーロールで描いてます。

それから、水彩絵の具で色をつけて、さらにタングルを書き足したり。色鉛筆でシェーディングを入れたり、、

これ、綺麗だな、、て思って。

ゼンダラタイルも、薄墨と絵の具で色をつけたらどうだろう、と思いつきました。

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薄墨のシミは、こんな感じでつけました。

乾きかけたら、また水を垂らしたり、

逆にちょっと濃い墨を垂らしたり、しました。

 

胡粉で下地を作った紙より、コットン紙のゼンダラタイルは、吸い込みが良いです。シミのでき方も、胡粉の上とはちょっと違います。

スーッと馴染む感じ、、でしようか。

 

薄墨の上から、透明水彩絵の具でシミを作りました。

1つのタイルに、2色か、3色の混色で作りました。初めから混色するのではなくて、1色塗って、乾きかけたら水を垂らしたり、別の色を垂らしたり、、です。墨と同じ手順でやりました。

水気がどの程度の時に 次の色を垂らすか、あるいは水を垂らすか、、は、長年の勘?気分?なので、説明しにくいです。

あまり水気が多い間は、きれいに混ざってしまうので、、まあ、好ききらいですが、私は水気が多い間は、あまり触らないでおきます。

 

最後、乾く前にきれいなティッシュで軽く押さえると、思いがけない模様?ができます。

自然に乾かすと、きれいになじんで、これもきれいです。

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できました。縁日の水風船みたいです!