ブラックタイル
ブラックタイルばかり、額装してみました。
四角のいつものサイズのタイル、CDサイズのゼンダラタイル、三角の3zタイル、小さな四角のビジュータイル、です。
残念ながら日本ではいつもの四角のタイルしか販売されてません。
サクラクレパスさんから発売されてるブラックタイル用のセットです。ペンは08が2本入っています。
いつもの黒ペンは01ですから、だいぶ太いですよね。これくらい太くないと、くっきり白く発色しにくいです。
私はアメリカで05のペンも買ってきて使ってます。確かに繊細な線が引けますが、ちょっとグレーっぽいというか、細すぎて白の発色が弱い、、気がします。
細かな線をいっぱい引いて、満足してタイルを腕の長さに遠ざけて見てみると、ん?なんかボヤッとしてるぞ、、みたいな。なので、そんな時は部分的に08のペンで描きたします。
ブラックタイルには白のペンと白のチャコールペンシルでハイライトを入れるのですが、
白のペンの上も、鉛筆でシェーディングする事で、もう一段深みを描く事ができます。
一番黒、暗い部分はタイルの地の色。
白ペンの上に鉛筆でシェーディングしたグレー。
黒の地に白チャコールペンシルでハイライトを入れた ちょっと明るめのグレー。
白ペンで塗りつぶした白。
もちろん、鉛筆のシェーディングも白チャコールペンシルのハイライトも、描く強さを変えるとグラデーションができるので、結構複雑な表現ができます。
ピリッとエッジを効かせたい箇所は、黒ペンで描き起こしたり、、小技も使えます。
額装の上の方の3枚並んだ小さなビジュータイルの真ん中、アクアフローをご覧頂くと、シェーディングの様子がよくわかると思います。
が、やっぱりブラックタイルの魅力は、黒の地にくっきり映える白のライン、、かな。
額装の、下の右のタイルに描いたインディレラ、パラドックスなどですね。その上三角の3zタイルのアラカスも、線が重なってきれいですね。
ブラックタイルも楽しいです。
明日ギャルリ サンクさんで15時半からのブラックタイルワークショップでは、↑で説明のシェーディングも楽しんで学んで頂く予定です。