ともいき京都 ガン治療薬のお話
京都でガン患者支援の活動されている ともいき京都 さん。
がんの経験をともに語り 生きる知恵を育み支え合う場 という事で、月2回 第2、第4金曜日にイベントを開いておられます。
http://tomoiki-kyoto.net/activity/program.html
場所は京都地下鉄丸太町駅からすぐの、風伝館。京町家を改装したコミュニティスペースです。
昨日夜の部では 薬剤師さんによる 最新のガン治療薬のお話を聞くことができました。
ガン治療薬には 従来の殺細胞性のもの、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬と、大きく3種類あります。
私は2016年の手術の後、補助化学療法ということでシスプラチンを4クールやりました。
2017年鎖骨リンパ節への転移が見つかって 切除生検を受けました。これで一応体内にガン細胞は見つからない状態になりましたが、そこから毎日 分子標的薬を飲んでいます。
小さな副作用はありますが、幸い 投薬を中止しなければならないほどシビアなものではありません。
薬のおかげで再発、転移を免れているのだろう。と思いますが、経済的な負担も大きいです。正直 いつまでこの薬を続けるんだろう、、と不安にも思います。
皮膚や髪に出る副作用、内臓に出る症状で、明らかに以前とは生活が変わった事を、残念にも思います。普段は、そういう気持ちに蓋をして、できるだけ明るい方に考えて毎日を送っています。 私はまだ命があるんだから、贅沢言ってはいけない と。
ともいき京都さんに行くと、ここでは、こういう気持ちを聞いてもらえるんだ と気がつきます。 それは、私にはちょっとした驚きです。
集まっておられる方々も、ガン治療を経験された方なので、励まされます。
自分がガンになって、しんどかった って、言える場所があると知っておくのは、心に良いと思います。