pp10 4日目 ドラマとテクスチャ
プロジェクトパック4日目。モリーさんのリードです。ページはL10。
ドラマタングルと、テクスチャータングルの組み合わせを楽しみます。
ドラマタングルは、インクで塗り潰した面を持つタングルです。
黒のインクがたっぷりあるタングルは画面の中で目を引き、ドラマを生みます。日本ではあまり絵を褒めるのにドラマチックだとは言いませんが、ゼンタングルの作品をアップしてると海外の方から「ドラマチック」という褒め言葉をいただきます。ゼンタングルの中だけのことなのか、絵画全般でそういう褒めかたをするのか?はよくわかりません。
テクスチャーは、風合いとか手触り、というような意味です。着物の地模様みたいに、面を埋め尽くして風合いを作るタングルです。
モリーさんはmunchin マンチンからスタートされました。ペンは茶色です。今日はテクスチャーには茶色、ドラマタングルには黒を使います。
マンチンはモリーさんの娘さんが生まれる前に、呼びかけていた名前 なんだそうです!
テクスチャータングルは線がたくさん描かれる物が多いです。マンチンはドットからスタートして、点から線に線を引く、この繰り返しです。
次のテクスチャータングルはscena セナ。「描きにくい」と言われる事が多いタングルですが、描いてるとだんだんボーッと没入してしまう魔力のあるタングルです。
sから1本線をはやして、オーラを繰り返します。正確にオーラしようとしても、手が勝手に少しづつ歪んだり、伸びたりした線を描くので、素直にしたがってオーラを描いていくと、できます。
続いてあまり見かけないタングル、stiritup スタータップ(みたいな音だった)何度か言い直して、モリーさんにもよくわからない、、みたいな感じでした、、これは、amaze アメイズと呼ばれることもあるタングルです。
グニャグニャした線が、一定の幅(オーラ)で、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、渦巻になったり解けたり、、してできます。スポンジの表面見たいね。とモリーさん。
ちょっと隙間ができたけど、あまり明確な形のものを入れたくない、、時に、使えます。
keekoキーコ、1日目にも出ましたね。縦4本、横4本と、リズミカルに繰り返すとできます。
shattuckシャタック、これも1日目に出てました。オーラの繰り返しですね。マリアさんが着物の柄からできた、とおっしゃってました。道理でなんとなく和風です。
外側のドラマタングルは、ここまで描いたてクスチャータングルと組み合わせることで、その対比でお互いを引き立てる、浮かび上がらせる効果があります。
umble アンブル。これはホリバーのタングレーション(変形)と紹介されました。黒に細い縁取りのあるテープが交互に重なる。どんどん奥行きを作るタングルです。
striping ストライピング はシマシマもようです。鉛筆でストリングを描いて、その中にストライプを。単純で美しい模様です。
cubine キューバインは、初めて描くと「すごーい!」と感激してもらえるタングルの一つです。グリッド(升目)からスタートします。
jonqal ジョンクルは、ギザギザナイツブリッジ、みたいな模様。とても強い印象です。
jetties ジェテーズは、玉突きの球みたいなイメージ。中に黒のバンドが入っています。
私のはこんな感じです。
右側のページは、好きなタングルで描きました。
今度は中をドラマタングル、外をテクスチャータングルで。
それぞれのタングルの書き方をfacebookライブで説明しました。
こういう機会があると、普段描かないタングルの魅力に気がついて嬉しいですね。
orlique , bucky, Beeline は、自分ではあまり描かないです。でも面白いので今度使ってみようと思います。