私と、ガンと、ゼンタングル
今開催中のグループ展seasonsは、2年ごとにギャラリーヒルゲートさんで開いています。
2年前2017年の作品ははるちゃん1歳前の4月の絵。私の手縫いのベビー服を着てます。
その前2015年は
猫玉をたくさん展示しました。
猫玉の展示の後で肺ガンが見つかって、はるちゃんの絵を描く直前に鎖骨の下のリンパ転移が見つかって、
なので、去年のseasonsの時は「次回は自分は出品できないだろう」と思ってました。
ところがどっこい、まだ生きてるし、元気だし。
前回2017年のseasonsの後、秋にゼンタングルを初めて知りました。
「これをもっと日本でたくさんの人に知ってもらわないといけない」
半年後の2018年6月のアメリカの講師セミナー行きを決意しました。そこから、ゼンタングルの世界が広がって、仲間ができて、物事に対する考え方が変わりました。
一言で言うと、すごく生きやすくなりました。
ゼンタングルのゼン は、禅からきています。ゼンタングルは宗教ではありませんが、そのフィロソフィーの中には、より良く生きる為のヒントがたくさん入っています。
毎日毎日、飽きもせずにゼンタングルを描いてます。描くのが楽しくて、面白いのです。
ゼンタングルで気持ちが楽になったのは、私だけかと思ってたら、SNSで繋がった多くのゼンタングル愛好者が、同じ事をおっしゃるのです。
これは、私だけが特殊な事例なのではなくて、メソッドにその力があるのだと思わざるを得ません。素晴らしい!もっと、もっと、たくさんの不安を抱えた日本人に、日本語で、ゼンタングルを伝えたいです。