ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

プロジェクトパック05day1

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Day1で、マリアさんは可愛いお孫さんの写真をタングルで飾ってらっしゃいます。

https://youtu.be/UL1hCj8_WRE

https://shie.localinfo.jp/posts/6053474

史絵さんの楽しい解説をどうぞ!

 

私も孫の写真を取り出しました。

何ヶ月くらいかなぁ?首が座るかな?という頃ですね。ちょうど手元にあったので、そしてあまりにも可愛いので(ばあちゃんというものは、孫にはデレデレなのです)これを飾ろう!と決めました。

ギザギザハサミで切ります。

そのギザギザをオーラします。

まっすぐに切ってあるものを、わざわざギザギザに、しかも不揃いなギザギザに切る、のがセンスだなー、と。タイルの端もそうですが、キチンとしなくても良いよー、大丈夫よー、って、聞こえない声で励ましてくれている気がします。

 

線路みたいな、ナイツブリッジ!うちのはるちゃんは電車が大好きなのです。なので、線路模様もそのまま使って、電車かバスみたいな飾りにしました。

 

今回とても興味深いと思うのは、シェーディング。ランダムに、キャラクターを与えるようにあちこちにシェーディングされてました。

立体に沿った陰影というよりは、雰囲気を作るためにのランダムな陰影。

それと、史絵さんも特筆されてますが、わざと掠れたような抑揚のある線でオーラされてますね。

ペンに圧をかけて太く、力を抜いて細く描く、ウェイティッドという表現で、Primerの本の中でも出てきますが、これがとても特徴的に長い線の中で使われていて、味わいの深い表情を作っていますね。

なかなか真似できないので、後で書き足して太くしたり、途切れさせたりしてみました。