ゼンタングルプロジェクトパック04 11日目

day11

11日目の解説、皆さんもう描き終わってらっしゃるでしょうから、自分の記録として。

11日目はマリアさんとリックさんが担当されてます。

ナイツブリッジ knightsbridge,セナscena,パークpurk,ビトウィードbetweed.

ナイツブリッジは、これまた基本的なタングル、市松模様です。世界中のいろんな所で誰でも見たことのある模様、ですね。

描きやすくて、ドラマがあって、大変優れた模様です。お二人でべた褒めされてます。

線でできたタングルを多用して、画面がぼんやりしてしまった時など、これを入れると画面が引き締まってかっこよくなります。

角と角がキスしてるマスを黒で塗りつぶします。

セナ、マリアさんが大好きとおっしゃるこのタングル、Sシェイプから1本カーブした線を描いて、ひたすらグルッっとオーラし続けます。

マリアさんのラインは本当に美しいですね。

「どんな仕上がりになるのか」は気にしないで、ただステップをなぞって描くと、最後まで描いて「ウワー！できた！」ってなります。

これも、ゼンタングルの不思議で面白いところです。

一つのタングルだけでなく、四角のタイルの時も全体像を予測しないで描き始めます。今日はこのタングルを描こうかな、くらいには予定して描きますが。全体はあまり予測しないです。そして、描き終わりがきます。

描き終わると、こういう絵が隠れてたんだー！って、わかる感じです。何回描いても不思議で面白いです。

パークは、普段は貝、巻貝みたいな形に描く事が多いです。まさかボーダータングルになるとは！でも、これも可愛いですね。

Sカーブと細いオーラ、で区切って中につぶれた丸を詰め込む？みたいな感じに描いておられます。　ストライプより、すこぉし大きい感じの丸をつぶして詰める感じに描くと、ストライプが見えなくなって、丸が表情を持つ。というようなことを話しておられます。かっこいいわよ。と。

そして、ビトウィードのバリエーションで、スタービトウィード。

縦、横、斜めに区切って、それぞれのスペースの中を　すこしだけカーブした線で右から、左から、重ねて重ねて、描き続ける、というストローク自体はとても単純なタングルです。That's it!　それだけ！ってリックさんがおっしゃってます。だから、プロセスを楽しんでね、ともおっしゃってます。

とはいえ、これはフォーカスタングル、意識を集中させて描かなければならないタングルかも。とマリアさんが言い添えておられます。描くとき集中してね。と。予期しない美しい模様ができあがるわよ。と。

全部のスペースを埋めると、メタパターンが表れます。

ネイティブアメリカンのブランケットの模様みたい。ですって。

私はカービーな線の代わりに直線で描いたのを右の枠に入れました。同じ描き順でも、線の表情が変わると、イメージは変わります、角の数も変えました。

ビトウィードは、色んな形の中に使うことができます。youtube で色々見ることができるそうです。

シェーデイング、私はナイツブリッジのシェードを、ずらして描きました。フローズでもよく使う方法ですが、黒ペンで描いた部分が浮かび上がって見える様な効果があります。

セナはシェーデイングで立体感が出やすい面白いタングルです。さっぴつで鉛筆の粉をなじませると、ふわっと立体的に見えますね。

鉛筆の粉を、紙の表面にのっているだけにしないで、紙の中に押し込む。と説明されてます。よく動画で「ブレンドする』混ぜる、と言ってらっしゃるように思いますが、より具体的に紙と鉛筆の粉の関係について細かに説明されてますね。

そして、白チャコールも登場して、ハイライトが入りました。セナは特にシェーデイングとハイライトが映えますね。ドラマチック！とりっくさんの声がはいります。

トーンと、ストロークの種類の組み合わせがとても良い。とリックさんがおっしゃるとうり、この4つのタングルでタイル1枚描くのも、きれいですね。

直線、曲線、塗りつぶしのあるもの、線主体のもの、と、色んな要素を持ったタングルを配すると変化に富んだ美しいタイルができる様に思います。

レジェンドだとそういう予測は立ちませんが、、、使い方の一つとして、矢印が止まったピザ型のタングルを組み合わせた1枚を描く、というのも十分楽しめると思います。