ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

iPSから対ガン免疫細胞!

https://www.asahi.com/articles/ASLCH52P7LCHPLBJ002.html

iPS細胞から、対ガン免疫細胞を作製  のニュース!すごい!

どんどん、新しい技術がうまれますね。

 

ガンが見つかって、どうしよう!てなった3年前、免疫療法の本を読んで、検討した事がありました。

ざっくり説明すると、自分の血液を抗がん剤治療前に抜いて→その中の免疫細胞を培養して→治療後に増えた免疫細胞を再び身体に入れる  みたいな手法でした。金額がすごかった。

担当医に話してみると「エビデンスがないので、何とも言えませんね〜  」と、否定も肯定もされなかった。けど、親しい人がガン相談支援センターにいて、高額な治療だけど  効果があるかどうかはわからないよ と、やんわり諭してくれました。

多分、患者や家族が検討してる 病院以外の治療について、頭ごなしに  「それは効かない 」とも言えないし、難しい所だったと思います。

効果があると信じて受けたらすごく効く  なんて事もあるかもしれないし。誰にも何とも言えないですよね、、、

諭してもらって良かった。

結果的には、病院の先生に治療データを出してもらって、免疫療法をやってる病院に行って面談までしましたが、 何かしっくりこなくて、やめておきました。

今は それに手を出さないで良かった、と思うけど、あの時は  ホントに効くかもしれない、、と思ってました。うちがお金持ちだったら、病院での治療にそれも加えてたかもしれない、と思います。加えたとしても、病院での標準治療の邪魔にもなりそうにない雰囲気でした。

 

この話を思い出すにつけ、不思議に思うのは、なんで「病院の治療だけだと 治らないかもしれない。死んじゃうかもしれない。」 って思うのに、民間療法というか、エビデンスのない治療方だと「これなら上手くいくかもしれない。」って感じちゃうんだろう?という事。

広告力? 本が、効くかも、、、と思わせるような言葉で書かれてるから?

言葉の力。って、すごいですよね。言霊って言葉もあるくらいですものね。

たしかに、病院では先生は「必ず治ります 」とは決して言わないですものね。

 

でも多分、先生は  治したい と思ってる と思います。いつもポーカーフェイスな先生だけど。

新しい技術、新しい薬、が使えるようになったら、元気に日常を送れる患者さんが増えるでしょう。嬉しいです。