ゼンタングル®︎はリック ロバーツとマリア トーマスの2人によってアメリカで考案されたアートメソッドです。簡単な図形を組み合わせ繰り返し描く事で、文字が描ける人なら誰でも美しい作品を創ることができます。  ZentangleのZenは禅。描く中で自然と集中し、座禅を組んでいる時のようなメディテーション効果を期待できます。 近年の研究で、不安の軽減に効果があることがわかりました。ヒーリングアートとしても注目されています。

midorish

猫絵描き、滋賀県在住、ゼンタングル認定講師、肺腺癌ステージ3Bサバイバーのふるはし美鳥が、あれこれ書いてます。

ゼンタングル プロジェクトパック3 part8

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大きな作品を作ってますが、公式タイルをマスキングテープで貼ってるだけなので、こんな風に折り畳むことができます。

広げといて猫が乗ると引っ掻くかもしれないので、畳んでおきました。、、、これはこれで面白がって遊ぶかも、、

 

さて!いよいよ水彩色鉛筆の登場です。

https://m.youtube.com/watch?v=oAb7ZzkuX9Q

プロジェクトパック は、その名の通りパックしてある道具セットを、ゼンタングル社で売り出してます。

https://zentangle.com/collections/project-packs

このパックの中に、今回使う紙類 (白と、タンの2色)、ペンに加えて 水彩色鉛筆が2本入っている様です。色はランダムに選ばれて入っているそうです。

今回私は自分の色鉛筆箱を広げて、何色を使うか悩みました(≧∀≦)  普段は水彩色鉛筆じゃないのも混じって使ってます。

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何となく紫を使いたい気分だったので、f:id:midorish:20180613115559j:image

この2本に決めました。

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こんな感じで。私は普通の筆を使ってますが、水彩色鉛筆を買うと よくセットになってる水筆は便利ですよね。

水彩色鉛筆は顔料が水に溶けるので、描いて水でぼかすと 水彩絵の具の様に広がります。

描いている時に 「濃くなりすぎた」 と思ったら、きれいな水を筆に含ませてなぞり、薄めて ティッシュで押さえると 薄くなります。

鉛筆でのシェーディングでも同じですが、薄いのは後で足していけるので、大丈夫です。

濃くしてしまうと後で調整は難しいので、様子を見ながら少しずつ足していく方が描きやすいと思います。

色鉛筆のメーカーによっても、色の溶けて広がる加減とか、違うと思います。

 

私はうっかりテーブルの上に出てた 青みのかかったグリーンを途中で混ぜて使ってしまい「なんか画面がしっくりする」と思って、うっかりに気がつきました。紫と、黄味の強いグリーンとを繋いでくれる色なので調子が整ったんですね。うまく使えるので このまま3色で進めることにしました。

この青みのグリーン、すごく昔に買った水彩色鉛筆で、今は多分手に入りません。これが、最近のより 水を足しても伸びない。ちょっと手こずりました。

 

描いていて、ちょっと奇妙な感じがしました。

楽しいのですが、いつものゼンタングルの時と頭の中の使ってる場所が違う気がします。

ボカシにも気をとられるし、色の配置や濃淡にも頭を使います。

猫の作品を描いてる時に近い。

こうしてみると、ゼンタングルは普通の絵を描くのと 集中度が違うのがよくわかります。

トラディショナルゼンタングルの方が 短時間で深い集中に入る と、私は感じます。

プロジェクトパックは、普段トラディショナルゼンタングルを楽しんでる人向けの、時々開かれるお祭り?みたいな感じでしょうか。

これはこれで楽しいのですが、思いがけず トラディショナルゼンタングルのすごさを再確認してしまいました。

 

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さて、こんな感じでpart8は終わり。しばらく広げたままにして、よーく乾かしてpart9 に進みます。