鯉のぼり
子供の日が近づいてきました。
先日近江八幡市を通りかかって、たくさんの鯉のぼりを見ました。白鳥川で、毎年飾ってらっしゃるようです。
鯉のぼりの起源について、色々な説がありますが、先日読んだ本に面白い事が書いてありました。
中国では古代から魚が吉祥文様として使われてきました。
中でも鯉は滝を登り龍になる と信じられていて、清代になると科挙に合格して吏官になる事 と掛け合わせて さかんに贈り物に使われる様になり、たくさんの鯉の滝登りの絵が描かれます。
これが日本に伝わって、日本でも鯉の滝登りの絵はおめでたい図像として飾られる様になり、子供の健やかな成長を祈る気持ちが鯉のぼりへと繋がっていった。という事です。
日本のおめでたい風習が、中国の吉祥文様と繋がっている、というのを興味深く思いました。
私の猫ちゃんは、紙を折った兜をかぶって、柏餅を持って、鯉のぼりにまたがっています。
鯉のぼりにはゼンタングルをあしらいました。
良い子供の日が来ますように!